デザイン性や好みだけじゃない? 外壁の選び方のポイントとは?


建物を建てる時、外壁選びは重要です。
同じデザインの建物でも外壁が異なればまるで別の建物のように見えてしまうでしょう。
外壁を選ぶとき、ついデザイン性や値段ばかりをみて決めてしまいがちですが、今回はそれ以外のポイントをご紹介しましょう。

外壁の素材の種類とは

外壁に使われる素材は様々で、コンクリートやレンガ、石膏ボードなど上げるときりがありません。
そこでもっと大雑把に分けてみると耐火性・耐水性の高いものと耐火性・耐水性が標準的なものにわけられます。
これは火災や水害が起きた時の建物の耐久性に関係してきます。
できれば耐水性・耐火性ともに高い素材を選びたいと思う方も多いでしょう。
耐火性の高い外壁素材の一例としてはコンクリート、レンガ、陶磁器質タイル、厚さ12mm以上の石膏ボードなどがありますが、これらの素材は重く、値段も高くなりがちです。
ですから都会の狭小住宅に使おうと思っても無理、という場合もあります。
逆に大規模マンションなど、大勢の方が暮らす場所にこれらの素材が外壁として使われていると、安心できますね。
また、耐水性・耐火性が標準的であっても塗料でカバーするという方法もありますよ。

外壁の素材や色を選ぶ前に条例や周囲の環境を確認しよう

オシャレだったり、個性的だったりする外壁はそれだけ人目を引きます。
中には「××ハウス」などと呼ばれてその地域のシンボルのように扱われることもあるでしょう。
商業施設の場合は、目立った方が客寄せの効果もあります。
しかし一般の住宅の場合は目立ちすぎると弊害が出てくることもあるでしょう。
例を上げると漫画家の楳図かずおさんが自宅の外壁を赤と白のストライプにしたとき、近隣の住人から景観が悪くなると裁判を起こされた、というものがあります。
また、京都市のように条例で景観を壊すような外壁の使用を規制している自治体もあります。
デザイン性の高い外壁を使いたい、という場合は周囲の景観と調和しているか、条例に違反をしていないか良く調べましょう。

塗料は耐用年数を考え、優秀な業者に塗ってもらおう

外壁に塗る塗料は、水性のものと油性のもの、さらに主剤の実の1液、主剤に樹脂が加わった2液という種類が存在します。
耐水性や耐久年数を比較すると油性の2液がもっとも長く、水性の1液はもっとも短いです。
しかし、油性の2液は粘度があり塗りにくいので綺麗に塗るためには技術が必要で、値段も高いです。
業者によっては腕の未熟さをカバーするために水性の1液しか取り扱っていない、というところもあるので気をつけましょう。
メンテナンスをこまめにできるならば、あえて値段の安い水性1液を外壁に塗ってもらい、数年ごとにリフォームして家の雰囲気を変えることもできます。
しかし、台風が毎年何個か直撃するような地域に住んでいて、家の痛みが早いという場合は油性の2液をあつかっている業者を選んで塗ってもらいましょう。

いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介したポイントの中には素人には判断が難しいものもあります。
しかし、このような素材や塗料があるとわかれば業者の説明も理解しやすくなりますから、より満足いく外壁になりやすいでしょう。


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