外壁塗装を塗り直す時期の目安とは? こんな症状がでたら要注意


外壁外壁は、家の印象大きく左右すると共に、紫外線や雨から家を守る役割を果たしています。
しかし外壁の塗装は年と共に劣化するもの。
そこで今回は、外壁の塗り替え時期についてご紹介しましょう。
まだ、大丈夫と思って先延ばしにしていると、家全体が傷んでしまうかもしれません。
外壁を塗り直す目安になる症状もご紹介していきますので、そろそろ外壁を塗り直そうか迷っている、という方はぜひお読みください。

1.外壁塗装の耐用年数はどのくらい?

外壁塗装は一度行ったらどのくらい持つものなのでしょうか?
この項では、外壁塗装の耐用年数や塗り替えをする時期の目安などをご紹介していきます。

15年が限度?

一般的に外壁塗装の寿命は7年~10年程度、最新のフッ素樹脂塗料でも15年ほどといわれています。
「案外短い」と思う方も多いのではないでしょうか?
しかし、外壁は24時間年中無休で雨や風から家を守ってくれているのです。
塗料の劣化が早いのも仕方がないでしょう。
また、この年数はあくまでも目安であり、家の建っている環境や天候によってはもっと短くなる可能性もあります。

なぜ、外壁を塗り替えなければならないの?

年数がたつと確かに外壁の見栄えは悪くなるけれど、「それくらい我慢しよう」と思う人もいるでしょう。
しかし、外壁塗装の劣化は見た目が悪くなるだけではありません。
外壁に使われる塗料は強い防水効果を持っています。
ですから、塗料が経年劣化により剥がれ落ちてしまうと家の防水機能が落ち、壁そのものが傷んでくるのです。
また、外壁が傷みがひどくなると雨水がそこから家の内部にまで入り込み、雨漏りのような症状が起きる可能性もあるでしょう。
こうなってしまうと、家全体が傷み、リフォームにさらにお金と時間がかかってしまいます。

外壁を塗り替える時期の目安とは?

以下のような状態が外壁に見られたら、外壁の塗り替えを検討しましょう。

  • まったく塗り替えをしないまま10年以上がたってしまった。
  • 外壁がひび割れたり、藻が生えたりしている。
  • 外壁塗装のふくらみやはがれが目立つようになった
  • 外壁の目地のシーリングにひび割れやはがれが出てきた。
  • 外壁を触ると白い粉のようなものが手につく(チョーキング)。

2.外壁塗装の塗料はどれを選んだらよいの?

外壁塗装の塗り直しを決めると、次に悩ましいのが塗料選びです。
塗料には様々な種類がありますが、大きく分けて

  • アクリル塗料
  • ウレタン塗料
  • シリコン塗料
  • フッ素塗料

の4種類があります。
アクリル塗料が最も安価でありますが、耐久性は今ひとつです。
フッ素塗料は耐久性は抜群ですが値段が高いですね。
ウレタン塗料やシリコン塗料はその中間といったところでしょう。
依頼する側としては費用が安く済むのに越したことはありませんが、せっかく塗り直した外壁があっという間に劣化してしまっては困ります。
ですから、工務店にあらかじめ予算を伝えておき、相談をしてみましょう。
経験豊富な業者ならばしっかりと相談に乗ってくれます。

3.業者を選ぶ際の注意点とは?

では、外壁塗装の業者を選ぶ際にはどんなところに注意をすればよいのでしょうか?
この項では、良い業者の選び方をご紹介しましょう。

「安ければよい」というわけでもない。

外壁塗装を依頼する際、やはり気になるのは費用です。
インターネットを検索すれば、安価で塗装を請け負う業者もたくさんヒットするでしょう。
しかし、工賃を安くするためには、色々な所を切り詰める必要があります。
業者が企業努力でそれを行っているのなら良いのですが、必要な部分を切りつめられたら耐久性に問題が出てくるでしょう。
塗装業者が一番手っ取り早く費用を安くするには、塗料の量を切り詰めることなのです。
ですから、値段ばかり安い業者に頼むと、外壁を守るのに必要な塗料が塗られずに終わってしまう、ということもあるでしょう。
また、外壁塗装用の塗料をきれいに塗るためには、一定の技術が必要です。
安くても技術な未熟な業者もありますから、可能ならば依頼を検討している業者が施工した物件を見に行ってみましょう。
業者を決める参考になります。

アフターフォローが手厚い会社を選ぼう

外壁塗装は塗り終わるまで不具合がわかりません。
工事が終わって不具合が発生しても、いい加減な業者ならばまともに取り合ってくれない、ということもあるでしょう。
逆に優良な業者ならば、独自のアフターケアを行っていることも多いのです。
業者を選ぶ際は、できるだけアフターサービスが充実しているところを選ぶと良いでしょう。

地元密着業者と大手業者ではどちらがよい?

外壁塗装の工事を請け負う会社は地元密着な所が多いですが、中にはハウスメーカーお抱えの大手業者も存在します。
どちらにも長所と短所がありますが、家を建てた場所が「台風が多い」「長雨の季節がある」などの特殊な場合は、地元密着型の企業の方がその土地に立つ家にあった塗装をしてくれる可能性が高いでしょう。
しかし、大手業者もいい加減な工事をする、という訳でもありません。
業者が複数あって悩んでいる場合は、それぞれに見積もりを出してもらいましょう。
また、担当者の態度も業者を決める際の参考になりますよ。

4.外壁塗装をするのに最適な季節とは?

外壁塗装を依頼したいけれど、どの季節が良いだろうかと悩んでいる人も多いでしょう。
しかし、外壁塗装に最適な季節というのは厳密には存在しません。
この季節に外壁を塗り替えたので劣化が早まった、ということは少ないでしょう。
ただし、外壁塗装をしている間は窓が開けられないので、部屋の換気や温度調節がしにくいです。
また、外での作業ですから、真夏や真冬に工事を行うと職人が作業をしづらいでしょう。
さらに、天候が不安定だと工期が延びがちになります。
それを踏まえて「春・秋」「夏・冬」に工事をするメリット・デメリットをあげてみましょう。

春・秋のメリット

  • 気候が穏やかで、職人が作業をしやすい。家を締め切っていても苦にならない。

春・秋のデメリット

  • 湿気が多いので塗料が乾きにくい。長雨の季節になると工期が延びやすい。
  • 夏や冬よりも工事の依頼が多いので、希望するときに工事が行えない場合がある。

夏・冬のメリット

  • 空気が乾燥していたり、気温が高いので塗料が乾きやすい。
  • 比較的晴れの日が多いので、工事が予定通りに終わりやすい。

夏・冬のデメリット

  • 暑すぎたり寒すぎたりすると職人が作業をしづらい。
  • 夏場は閉めきって生活すると蒸し暑くて大変。北国では雪が降ると作業が出来なくなる。

といったところです。
また、家族に受験や就職を控えた人が居る場合、工事で窓が開くことが出来なくなったり、
家の外に常に人が居るというシチュエーションはストレスの原因になります。
そのようなことも考えて担当者と相談の上、工事の時期を決定しましょう。
さらに地域によっては特定の時期に工事が集中したり、できなかったりすることもありますので、気を付けてください。

おわりに

いかがでしたでしょうか。
今回は外壁塗装を行う時期や季節、業者の選び方などをご紹介しました。
まとめると

  • 外壁塗装の寿命は長くても15年。
  • 外壁塗装が傷んだままにしておくと、家全体が傷んでリフォームに余計なお金と時間がかかる。
  • 信頼できる業者を選ぶことが大切。
  • 家族ともよく相談してリフォーム時期を決めよう。

ということです。
リフォームというと水回りなどの家の内部のこと、と思いがちですが外壁も水回りなどと同じように傷んでいきます。
外だから汚れても仕方がないと思わず、定期的に業者にチェックをしてもらいましょう。
早め早めに外壁を塗り直しておけば、家の寿命もぐんと長くなります。


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