外壁リフォームをご予定の方必見! 外壁材の種類と特徴を徹底比較!


近年、古い住宅や中古住宅をリフォームする人が増えています。新築に比べ費用が安く収まり、自分好みに改築できることも魅力のようです。そして、そんなリフォームの際に出てくる大きな問題点の中に外壁リフォームがあります。というのも、外壁材には多種多様な種類があり、それぞれ特性やメリットデメリットが異なっているからです。自分に合った外壁材を選ぶためにも、それぞれの外壁材の特徴を知る必要があります。

ここでは、そんな外壁材の特徴を分かりやすく解説していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。

  1. 外壁材の種類について
  2. それぞれの特徴やメリット
  3. 業者に依頼する際の注意点

1.外壁材の種類について

外壁材と一口に言っても、素人では分からないほど多種多様です。
主な外壁材を挙げると、

  • サイディング
  • ALC
  • タイル
  • モルタル+塗り材
  • レンガ
  • 石材

などの施工方法があります。

それぞれに特徴やメリットデメリットがあるため、外壁材の特徴を知り比較していくことが大事です。
また、住宅の外壁材はその家の外観を大きく左右するものなので、デザインや機能性など総合的に判断する必要があります。

2.それぞれの特徴やメリット

では、それぞれの外壁材の特色を比較していきましょう。

2-1.サイディング

サイディングは、近年の住宅の中で最も普及している外壁材です。
工場で生産されたボード状の外壁材で、窯業系、金属系、木質系、樹脂系などの種類があります。

耐火性や耐水性に優れ、施工も簡単。
さらには安価でデザインも幅広いことが、普及に拍車をかけています。

窯業系サイディング

セメント質と繊維質を主な原料としている外壁材です。
成型時に型を付けることができるので、石壁風やレンガ風、塗り壁風などのデザインが豊富になっています。
耐火性や施工性に優れ、比較的安価であることも特徴です。

ただ、耐久性には若干不安があるので、定期的なメンテナンスが大事になってきます。

金属系サイディング

鉄やアルミニウム、ステンレスなどの金属板に発砲系樹脂断熱材を使って補強したものです。
軽量なので施工性が非常に高く、窯業系サイディングと同じくデザインが豊富なので人気の工法になっています。

スチール素材はサビや変色になりやすく、アルミ素材は傷がつきやすいのが難点です。

木質系サイディング

天然木や合板などに塗装を施したもので、断熱性に優れており、環境にも優しい素材です。
防火性が弱いので、消防法の影響から使用できない地域もありますが、最近では防火処理を施した製品も登場しています。

樹脂系サイディング

塩化ビニル樹脂が主原料の外壁材で、北米では主流の素材です。
断熱性や耐久性が高く、軽量なので施工性・メンテナンス性にも優れています。

日本ではあまり普及しておらず、バリエーションも少ないのですが、近年注目され始めている外壁材です。

これらが一般的なサイディングの外壁材ですが、耐用年数に関しては素材や太陽光・雨水・台風などの自然環境、そしてメンテナンスの頻度などによって変わってきます。
様々なメーカーがあらゆる工法や素材を採用しているので一概には言えませんが、10~30年と言われているようです。

長く保つためには、定期的な塗装やメンテナンスが必須になります。
塗装時期も材質によって変わりますが、おおよそ7~15年くらいのスパンで塗装する必要があるでしょう。

2-2.ALC

ALCとは、Autoclaved Lightweight Concreteの略で、石灰質原料と珪酸質原料を主原料に、高温高圧の蒸気で養生された軽量気泡コンクリートのことです。
比較的軽量で施工しやすく、断熱性、耐火性、耐久性に優れています。

重さはコンクリートの4分の1程度なので加工しやすいことも強みと言えるでしょう。
反面、耐水性が乏しいので、メンテナンスを怠るとクラック(ひび割れ)や褪色が起こります。

耐用年数は、キチンとメンテナンスをすれば40~50年もつ場合もあり、耐久性に関しては信頼性が高いです。

2-3.タイル

粘土や石などの鉱物を細かく粉砕して成型し焼き固めた外壁材です。
タイルは焼き方や吸水率の違いなどで磁器質、せっ器質、陶器質に分かれ、耐候性や耐久性、耐火性に優れています。

中でも耐久性は抜群に高く耐用年数は40年とも言われていますが、基本的にメンテナンスフリーなので環境によってはそれ以上保つこともあるようです。

変色や劣化の心配がなくメンテナンスも必要ないことはメリットですが、重量があるため施工性が低く、初期導入コストが高いのがデメリットと言えます。

2-4.モルタル+塗り材

セメントと砂に水を混ぜて作ったモルタル素材を下地に、樹脂素材や土壁、漆喰などで仕上げる工法です。
仕上げ方によりいろんな外観を作り出すことができますが、モルタル塗りは職人の技術と経験がものを言う世界なので、丁寧な施工をしないとすぐに劣化やひび割れが起こってしまうため、腕の良い職人さんにお任せする必要があります。

耐候性や耐火性、耐水性が高いですが、耐用年数は30年程度と若干心もとないのが難点です。

最近では健康や環境に対する意識が向上していることから、自然素材で施工できるこの工法が見直されています。

2-5.レンガ

タイルと同じく、粘土や鉱石を粉砕して成型し、焼き固めた外壁材です。
日本では建築基準法によって構造体としては使えませんが、外壁材としては人気です。

耐久性が非常に高くメンテナンスも必要ないことが最大のメリットでしょう。
また、断熱性や耐火性、遮音性にも優れていることも特徴です。

耐用年数はタイルと同じく40年以上保ちますが、初期の施工コストが高いことがデメリットになっています。

2-6.石材

石や岩を加工して張り付ける工法です。
火成岩、堆積岩などの天然石や、セメントや樹脂などと練り混ぜる人造石に分かれます。

吸水性が低いことから外壁に適していることが大きな利点です。
耐用年数はメンテナンス次第では50~60年とも言われています。

このように、外壁材の種類によってそれぞれ特徴が違いますが、すべてに共通しているのはメンテナンスの重要性です。
建材によってはメンテナンスをあまり必要としないものもありますが、基本的には定期的に細めなメンテナンスを心掛けることで耐用年数を伸ばすことができます。

末永く大事に保つためにも、信頼のおける業者との打ち合わせや話し合いが重要ですね。

3.業者に依頼する際の注意点

では、信頼のおける業者とはどんな業者なのでしょうか?
ここからは、信頼できる業者を見分けるポイントを解説していこうと思います。

3-1.キチンと見積もりを出してもらえるか?

業者とのトラブルで一番多いのが、料金面のトラブルです。
「見積もりを出されたあと契約したのに、後から追加料金を請求された」といったトラブルも中にはあります。
そういった場合は、見積もり書が適当な場合が多いのです。

電話や対面できちんと見積もりの詳細を出してくれるか?対応は丁寧か?
そういったことをチェックしましょう!

3-2.過去の実績があるか?

そして何より、過去の施工実績があるかどうか、という点です。
ちゃんとした実績があれば、自信を持ってホームページやパンフレットに記載しているはずなので、そういった部分にも着目してみましょう。

どんな依頼をどのようにこなしてきたのかを知ることは、信頼性の高い業者かどうかを計るバロメーターです。

3-3.工法についての詳しい説明があるか?

このブログでも工法については詳しく解説していますが、やはりプロに実際に聞いてみることが一番です。

どんな手順で、どんな工程で、どのように施工するのか?
詳しい説明ができるということは、そのことに対する知識や経験の裏付けにもなります。

疑問に思ったことは躊躇せず、プロの方に質問していきましょう。

終わりに

いかがでしたか?

リフォームは新築よりも安価とはいえ、決して気軽な金額ではありません。
失敗しないためにも、ここで書いたことに加えてプロの業者にとことん相談して、後悔のない外壁材選びをしてくださいね。


工事費の大半を占めていた足場代をカット!工事費の大半を占めていた足場代をカット!