マンションの外壁塗装はいつやるの? 確実に成功させるための5つのポイント


マンションの外壁塗装には、重要な役割があります。
ひとつは「コンクリートを保護すること」、そしてもう一つが「建物の美観を維持すること」です。
それを踏まえたうえで外壁の塗り替え時期や方法についても考えていかなければなりません。

  • 外壁工事を考えているが、どんな業者に依頼したらいいのか分からない
  • マンションの外壁塗装の費用はどのくらいかかるのか
  • 外壁リフォームの時期について悩んでいる

そんなオーナーさんのために、マンションの外壁塗装に関する情報をまとめてみたいと思います。

目次

  1. マンションの外壁塗装について
  2. 耐用年数が異なる塗料の種類
  3. 塗装費用の相場について
  4. 塗り替え時期の目安について
  5. 業者を選ぶ際の注意点

1.マンションの外壁塗装について

マンションのオーナーさんにとって、建物を定期的にメンテナンスすることは重要な仕事です。
コンクリートを保護し建物の美観を向上させることは、建物自体の寿命を延ばすとともに資産価値を落とさないためにも必要不可欠なことでしょう。
分譲マンションだと住居者が積み立てている修繕費を外壁塗装の費用にあてることになりますが、住居者が減って修繕費が集まらなくなると、マンションは汚いまま放置されることになってしまいます。
マンションの劣化を防ぐためにも、定期的な外壁塗装が必要です。
最近は「無足場工法」といって足場を使わずに外壁塗装を行う業者も増えてきていますので、その費用の相場を知っておきましょう。
そのうえで、どの業者に外壁塗装を依頼すべきか決断してください。

2.耐用年数が異なる塗料の種類

マンションの外壁塗装によく使われている塗料をご紹介します。
塗料の種類によって耐用年数や特徴が異なりますので、どれを希望するのかよく考えてみてください。

アクリル樹脂塗料

新築の外壁に使用されることの多い「アクリル樹脂塗料」は、耐用年数が5~8年とわりと短めなのが特徴となっています。
価格は比較的安いものの、耐用年数の短さから塗り替え時には別の塗料に変えるオーナーさんも多いようです。
しかし、高温でも変色しにくく、色あせしにくいというメリットもあります。
ツヤが長持ちするので、美観向上にはおすすめの塗料と言えるでしょう。

ウレタン樹脂塗料

耐用年数が8~10年とアクリル樹脂塗料に比べて長いのが「ウレタン樹脂塗料」です。
トタンやアルミ、モルタル・コンクリートにも塗装が可能なので、マンションにこの塗料が使われることが多くなっています。
はがれにくく、細部や曲面の塗装にも適しているため、さまざまな形状のマンションの外壁塗料に使用されているようです。

フッ素樹脂塗料

耐用年数15~20年ともっとも長いのが「フッ素樹脂塗料」です。
改修工事が難しい高層マンションのような建物の外壁によく使用されています。
酸性雨や紫外線にも強く、建物を守る力としては他の塗料よりも何倍も優っているのが特徴です。

3.塗装費用の相場について

マンションの外壁塗装費用については、塗装面積や使用する塗料によっても異なるため、一概には言えません。
さらに、依頼する外壁塗装業者によってサービス内容や人件費が異なりますので、その差は大きくなります。
外壁塗装の相場としては㎡あたり8000円~10000円というところですが、実際には職人の人件費にかかる費用によって変わってくるようです。
相場がつかみづらいのが外壁塗装の費用の特徴と言えるでしょう。
しかし最近主流になってきている「無足場工法」を取り入れている業者であれば、足場の設置にかかる費用を節約できるだけでなく、作業そのものにかかる期間を短縮できるため、費用もかなり安くなってきているようです。
いずれにしろ複数の業者に見積もりを依頼し、比較して相場を知ってから業者を決めることをおすすめします。

4.塗り替え時期の目安について

では、どのくらいの時期に塗り替えをおこなうのが最適なタイミングなのでしょうか。
マンションの外壁塗装の塗り替え時期についてご紹介します。

築年数10年が目安

マンションが建ってから10年前後が、外壁塗装の塗り替えのタイミングです。
マンションの平均寿命はおよそ30年。
その間に建物を保護している塗料が劣化してしまうと、屋根材や外壁材が直接雨風や紫外線の影響を受けることになります。
これはマンション全体の劣化をすすめる原因となり、寿命を縮めてしまうことにつながるのです。
それを避けるためにも、目に見える劣化が確認されない場合であっても、10年おきに外壁塗装を塗り替える必要があるというわけです。

ひび割れは塗り替えのサイン

築年数に関係なく、明らかにマンションの劣化が確認できるようになった場合も、塗り替えを検討しましょう。
マンションの外壁は年数が経つにつれてツヤが落ちてきたり変色したりしますが、表面が粉っぽくなって触ると手が白くなったり、ひび割れが発生する前に塗り替えをおこなう必要があります。
これ以上劣化がすすんで塗膜がはがれてくるところまでいくと、塗り替えの費用も高くなってしまうでしょう。
タイミングを見極めることも、オーナーさんの重要な仕事と言えるのです。

5.業者を選ぶ際の注意点

マンションの外壁塗装を依頼する際には、業者選びも慎重におこなう必要があります。
ずさんな作業で高額な料金を請求してくるような悪徳業者だけは選ばないようにしなければなりません。

工事をするのが下請けではないか

「外壁塗装業者に依頼したものの、実際に工事をするのは下請け業者だった」という話はよくあります。
下請け業者が工事をおこなう場合、必ず中間マージンが発生することになりますので、同じ内容の仕事でもコストが高くなります。
また、工事担当者と直接話ができないため、希望を伝えることも難しくなります。
業者を選ぶ際には必ず、打ち合わせから工事までを一貫しておこなう「直接施工」であるかどうかを確認するようにしてください。

信頼できる営業マンを見極める

どのような塗装工事をおこなうか、直接話をするのは職人ではなく営業マンです。
どんな業者なのかを知るためには、営業マンの対応を見ればだいたいは分かるはずでしょう。
実際に工事をおこなう職人はどんな人なのか、使用する塗装にはどんな特徴があるのか、施工の実績はどうなっているのか、営業マンに質問してみてください。
こちらの不安をすべて受け止めて親身になってくれる営業マンであれば、信頼して問題ないはずです。
中には職人が営業も兼ねている業者もありますが、実際の施工について知り尽くしている人が担当についてくれればこれ以上のことはありません。

「安さ」を宣伝しすぎる業者には注意

「足場代をサービスします」「モニターなので安くします」という美味しい誘い文句には乗らないようにしましょう。
たいていの場合はその分が他の項目に上乗せされています。
また、安いからといってその業者を信頼してしまうのも危険です。
ずさんな工事をされ、後からトラブルが発生するケースも少なくありません。

まとめ

マンションの外壁塗装についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。

  • マンションの外壁塗装について
  • 耐用年数が異なる塗料の種類
  • 塗装費用の相場について
  • 塗り替え時期の目安について
  • 業者を選ぶ際の注意点

外壁塗装を検討しているマンションのオーナーさんは、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
大切なマンションを守るためにも、しっかりした業者に外壁塗装を依頼しましょう。


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