失敗しない外壁塗装の色選びのコツ、ズバリご紹介します。


外壁塗装は家の印象を大きく左右するものです。
注文住宅で家を建てる際は、こだわる方も多いでしょう。
また、リフォームで新しい色にぬり替えたいという方もいらっしゃると思います。
そこで、今回は外壁塗装で失敗しない色選びのコツをご紹介しましょう。
実は、あこがれていた色を実際にぬってみたら、想像していたのと違っていたという失敗は珍しくありません。
なぜ、そのようなことが起きるのでしょうか?
また、汚れがつきにくい外壁塗装についてもご説明します。
外壁塗装のぬり替えを考えている方やこれから家を建てるという方は、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。

目次

  1. 外壁塗装の役割とは?
  2. 外壁塗装の色選びで失敗しやすいこととは?
  3. 外壁塗装の色選びのコツとは?
  4. おわりに

1.外壁塗装の役割とは?

まず始めに、外壁塗装の役割についてご紹介します。
ただ単に家の印象を左右するだけのものではないのです。

1-1.建物の保護

外壁塗装は建物を保護する役割を担って(になって)います。
外壁はそれ自体に防水効果はありません。
塗装をすることによって初めて防水効果が得られるのです。
ですから、塗装が劣化すると防水効果も落ちます。
また、最近の塗料は断熱効果もあり、塗装すると室内の温度が変化しにくくなるでしょう。
断熱材ほどの効果は期待できませんが、合わせて使えばより高い断熱効果が期待できます。

1-2.建物の美観を整える

家は経年とともにどうしても劣化していきます。
外壁に汚れがついたりひび割れたりすると、美観が損なわれるでしょう。
不思議な話ですが、きれいな建物よりも汚れてきた建物の方が空き巣などの犯罪被害にあいやすいそうです。
また、住宅街で一軒だけ外壁塗装が劣化した家があった場合は、悪い意味で目立つでしょう。
外壁をぬり替えただけでも家が見違えるようになります。
ですから、定期的に外壁をぬり替えて家の美観を維持する必要があるのです。

2.外壁塗装の色選びで失敗しやすいこととは?

では、外壁塗装をするときにどのような失敗例があるのでしょうか?
この項では、外壁塗装の色選びの際に起こりやすい失敗をご紹介していきます。

2-1.実際にぬってみたら見本の色合いと違った

これは、外壁塗装をする際最も起こりがちな失敗です。
外壁塗装の色選びは、見本を見ながら行われます。
しかし、この見本は小さいため実際に外壁ぬったときよりも暗く見えやすいのです。
さらに、室内で見る色と屋外の自然光の色の下で見るときでは色合いも変わってくるでしょう。
ですから、落ち着いた色合いを選んだつもりが実際にぬってみたら鮮やかすぎてびっくりした、ということも起こりやすいのです。
なので、色見本をみるときは、実際よりも暗い色合いだということを意識しておきましょう。
また、最近はパソコン上で外壁に色をぬれるシミュレーターも登場しています。
これならば、より実際に外壁にぬったときと近い色合いが再現できるでしょう。
また、色見本もA4サイズの大きいものも登場しています。
そのようなものを見ながら検討すれば、「イメージと違った」という失敗を防げるでしょう。

2-2.悪目立ちした

今の住宅は、昔と比べて個性的になっています。
外壁の色も「こんなに選べるの」と思うくらい種類があるでしょう。
しかし、あまりに個性的な色は商業施設と勘違いされそうです。
また、周囲の家とあまりに色合いが異なると悪い意味で目立つでしょう。
さらに、ご近所から「景観を損ねる」と苦情がくる場合もあります。
外壁塗装をする際には、周囲の家の外壁と色合いを合わせることも大切です。

2-3.汚れがとても目立つ

純白の外壁塗装にあこがれている方は少なくありません。
「白亜の豪邸」という言葉もあるくらいですから、「外壁塗装は白がよい」と考えている方も多いでしょう。
しかし、ごぞんじのように白は汚れが目立つ色です。
ですから、クリーム色などの中間色に落ち着くことが多いでしょう。
しかし、白以外にも汚れが目立つ色は多いのです。
意外に思われるかもしれませんが、黒も汚れが目立ちます。
外壁を真っ黒にぬるという方はあまりおられないでしょう。
しかし、汚れを目立たせないようにしようと黒っぽい色にぬった結果、かえって汚れが目立つこともあります。
また、最近人気のブルー系統の色も汚れが目立ちやすいでしょう。
外壁につく汚れは立地条件によって違います。
幹線道路の近くの家は排ガスによって黒っぽい汚れがつきやすいですし、むき出しの地面が近くにある場合は砂ぼこりで白っぽく汚れやすいでしょう。
ですから、周囲の家の外壁塗装を観察して色選びの参考にしてください。

3.外壁塗装の色選びのコツとは?

では最後に、外壁塗装の色選びのコツをご紹介します。
どうすればより満足できる塗装ができるのでしょうか?

3-1.汚れが目立たない色とは?

外壁塗装できる色の中で、最も汚れが目立たない色はグレーです。
外壁につく汚れはいろいろありますが、いろいろな汚れがまじりあった結果、グレーがかった汚れがつくことが最も多いでしょう。
ですから、グレー系統にぬると汚れが目立ちません。
周囲の家を見て外壁が汚れやすいと思ったらグレーの外壁にしてみましょう。

3-2.カラフルな色合いは飽きやすい

最近は、個性的な家も増えています。
周囲の理解さへ得られれば外壁にはあまり使われない色をぬっても大丈夫でしょう。
しかし、カラフルな色合いというのは飽きやすくもあります。
外壁塗装はお金がかかるので、飽きたからといっても簡単にはぬり替えられません。
個性を楽しみたいなら壁紙など家の内側でも楽しめます。
外壁はできるだけスタンダードな色合いの方が、飽きがこないでしょう。

3-3.最新式の塗料も試してみる

前述したように、純白の外壁は汚れが目立ちやすいです。
しかし現在は塗料も進化して、日光と雨で汚れを分解して落とす塗料なども出てきています。
「お金はかかってもよいので、どうしてもぬりたい色がある」という場合は、このような最新式の塗料を試してみてもよいでしょう。
ただし、新しい塗料はただしくぬれる業者が限られています。
また、従来の塗料に比べると2割~3割高が普通です。
ですから、予算とよく相談して決めてください。
立地によっては汚れが目立ちやすい色でも問題なくぬれます。

4.おわりに

いかがでしたか?今回は外壁塗装で失敗しない色選びのコツについてご紹介しました。
まとめると

  • 外壁塗装の色選びをする際は、できるだけ大きな色見本を見よう。
  • 実際の色見本よりも壁にぬれば明るくなると覚えておこう。
  • 黒っぽい色は意外と汚れが目立ちやすい。
  • 最も汚れが目立ちにくいのはグレー系統。
  • 周囲の家との調和も考えよう。

ということです。
外国では家ごとに全く異なる色に外壁がぬられていることも珍しくありません。
しかし、日本では統一された色合いが好まれます。
また、派手すぎる外壁の色は商業施設に間違われやすいでしょう。
たとえ控えた色合いでも、個性を出すことも可能です。
「絶対この色がいい、これ以外は認めない」と思うのではなく、プロである業者とよく話し合って外壁の色合いを決めてください。
なお、最新の塗料はいろいろな効果が期待できますが、その分値段も高く塗装ができる業者も限られています。
時々「最新の塗料を格安でぬります」と広告を出している業者もありますが、誇大広告の可能性も高いためうかつに信用しない方がよいでしょう。


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