ラジカル塗料のメリット・デメリットとは?特徴とともにご紹介します。


外壁塗装に使われる塗料には、たくさんの種類があります。
外壁塗装の塗り替えを経験した方ならば、その種類と特徴の多さに驚き、選択に迷った方も多いでしょう。
そこで、今回は外壁塗装に使われる塗料の一種、ラジカル塗料のメリット・デメリットをご紹介します。
ラジカル塗料は、最も新しい外壁塗装用の塗料です。
ですから、今までの塗料が持っていた欠点をできる限りなくしたものになります。
しかし、デメリットがないわけでもありません。
外壁の塗り替えや家を建てる予定のある方はぜひこの記事を読んで参考にしてください。

  1. ラジカル塗料とは?
  2. ラジカル塗料のメリット・デメリットとは?
  3. ラジカル塗料を使用したい場合は?
  4. 業者の良しあしの見抜き方
  5. おわりに

1.ラジカル塗料とは?

外壁塗装には、アルカリ樹脂塗料やフッ素樹脂塗料などの種類があります。
これらは、すべて塗料の主成分の名前が付けられているのです。
つまり、アルカリ樹脂塗料ならば、アルカリ樹脂が主成分になります。
この主成分の特徴やメリット・デメリットがそのまま塗料にも当てはまるのです。
また、原材料の値段で塗料の値段も上下するでしょう。
しかし、ラジカル塗料の「ラジカル」とは、塗料の主成分ではありません。
本来、「ラジカル」というのは、紫外線や雨風など外壁塗料を劣化させる原因によって発生する因子のことです。
ラジカル塗料とは、この「ラジカル」の発生を可能な限り抑える効果がある塗料になります。
ですから、機能を正確に表記すると「ラジカル発生抑制塗料」となるでしょう。
ラジカル塗料は、ベースがアクリル製樹脂やシリコン樹脂など、従来の塗料になります。
ですから、従来の塗料により高性能な機能を添付した塗料、といえるでしょう。

2.ラジカル塗料のメリット・デメリットとは?

では、ラジカル塗料のメリット・デメリットとはどのようなものがあるのでしょうか?
この項で、詳しくご紹介します。
ぜひ塗料選びの参考にしてください。

2-1.ラジカル塗料のメリットとは?

今までは、新しい塗料が出ると以前の塗料より価格が高いことが一般的でした。
ですから、「新しい塗料を使いたいけれど、費用がかかりすぎる」とあきらめた方も少なくありません。
しかし、ラジカル塗料は従来の塗料に機能がプラスになったものですから、費用もそれほど変わらないのです。
また、アルカリ樹脂塗料はシリコン樹脂よりも安価な分機能も劣っていました。
しかし、ラジカル機能を添付したアルカリ樹脂塗料は、シリコン樹脂塗料よりも安価なのに、高機能になります。
つまり、価格と性能が必ずしも比例しなくなりました。
さらに、ラジカル塗料は紫外線に当たり続けたり雨風にさらされ続けたりしても劣化が遅く、汚れが落ちやすいです。
劣化対策としては、かなり高性能でしょう。
また、光沢や発色がよいので、より鮮やかに理想に近い色が塗れます。
さらに、チョーキングも起こりにくいでしょう。

2-2.ラジカル塗料のデメリットとは?

ラジカル塗料のデメリットは、知名度が低いことです。
業者によっては、ラジカル塗料の存在自体を知らないところも少なくありません。
また、ラインナップが少ないのもデメリットです。
現在、ラジカル塗料で最も有名なものは日本ペイントのパーフェクトトップという商品になります。
また、これ以外の製品はほとんどありません。
ですから、パーフェクトトップのラインナップに出ていない色は、使えないのです。
さらに、ラジカル塗料はまだ発売されて間がないので、実際にどのくらいの耐久性があるのかも正確にはわかりません。
現在公表されている耐久年数は、あくまでも目安です。
家の建っている場所の気候や気象条件などでも変わってくるでしょう。
ラジカル塗料の真価が分かるには、もう少し年月が必要です。

3.ラジカル塗料を使用したい場合は?

外壁塗装は、DIYではほぼ不可能です。ですから、必ず業者を利用しましょう。
ラジカル塗料は前述したようにまだまだ知名度が低い塗料です。
しかし、口コミや業者のサイトでじわじわと人気は高まっています。
ですから、ラジカル塗料を扱っている会社は、それを目玉にするところもあるでしょう。
インターネットを検索する際、業者だけでなくラジカル塗料をキーワードにして検索してみてください。
それをサイトで使っている業者がヒットしやすくなります。
また、ラジカル塗料を前面に押し出していない業者も使っていることがありますので、尋ねてみてください。
使用しているならば、選択肢のひとつに入れてくれるでしょう。

4.業者の良しあしの見抜き方

外壁塗装を請け負う業者はたくさんいます。
中には安さを売りものにしている業者もいるでしょう。
企業の努力により、ほかの業者よりも価格が下げられるのならば、それは素晴らしいことです。
実際に工事に使う足場をできるだけ組まずに行うことで、足場代などを節約して低価格を実現している企業もあるでしょう。
しかし、中には必要なことをやらずに、価格を下げる業者もいるのです。
一番手っ取り早く価格を下げる方法は、塗料の量を少なくすること。
外壁塗装に使う塗料はさまざまな機能がありますから、どうしても一平米当たりの値段が高くなります。
また、外壁塗装に塗る塗料は、一定の厚みを持たせないと塗料にうたわれているような効果が出ません。
ですから、塗料メーカーの中には、新製品が出ると業者向けに講習会を開くところもあります。
塗料の量を少なくされれば、望んでいる効果が出ないばかりか、早くはげるなどのデメリットも大きいでしょう。
また、外壁塗装を行うには、外壁を洗浄して汚れを落とし古い塗料もはがなくてはなりません。
この工程をいいかげんに行うと、やはり塗装は早くはげるでしょう。
また、いいかげんな業者だけでなく、職人の腕が未熟な業者でも同じようなことになります。
日本ペイントでは、一平米当たりに必要な塗料の量をホームページ上で公開しているのです。
外壁の材質により多少の前後はありますが、公開されているものよりも極端に少ない量を見積もられた場合は、その業者は利用しない方がよいでしょう。
できれば、その業者が行った実績を確認し、口コミを聞いて業者を決めてください。
もう少し時間がたてば、ラジカル塗料もメジャーになってくれるでしょう。
それから、外壁塗装を塗り替えるという選択肢もあります。

5.おわりに

いかがでしたか?
今回はラジカル塗料のメリット・デメリットについてご紹介しました。
ラジカル塗料は、従来の高性能塗料に比べるとずっと安価です。
また、モルタルの壁のようにアルカリ樹脂塗料と相性のいい外壁にもなじむでしょう。
ですから、これから時間がたつにつれてより広まっていく可能性があります。
また、外壁塗装は、部分的にはげだしたら、そろそろ塗り替えの合図です。
はがれた箇所が少ないならば、ホームセンターで塗料を買って塗り直したいという方もいるでしょう。
しかし、外壁塗装の塗料の厚みを素人が均一に塗るのは難しいです。
あっという間に劣化して、そこからいたみが広がる場合もあります。
ですから、一定の広さのはがれが出たりチョーキング、コケなどが発生したりしたら、外壁の塗り替えどきだと思いましょう。
なお、外壁塗装に使われる塗料の多くはツヤあり、ツヤなしが選べます。
テカテカとした光沢が苦手ならば、ツヤなしを選びましょう。


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