ウレタン塗料の特徴を知ろう!メリットとデメリットを徹底検証


ウレタン塗料の特徴にはどのようなものがあるかご存じでしょうか?
住宅の寿命をのばすためにも、定期的な外壁の塗り替えは必要不可欠です。
しかし、いざ外壁の塗り替えをしようと思っても、使用する塗料について悩む人は多いと思います。
外壁に使用する塗料には「ウレタン塗料」「アクリル塗料」「シリコン塗料」「フッ素塗料」があり、それぞれ価格や耐熱温度、乾燥時間なども異なるのです。
今回は、ウレタン塗料についてまとめてみました。
ウレタン塗料とは一般的に、硬化剤を使う2液型塗料のことです。

  • 外壁の塗り替えを検討している
  • ウレタン塗料について知りたい
  • ウレタン塗料のメリットとデメリットとは?

そんな疑問を解決しましょう。

1.ウレタン塗料の特徴

1-1.ウレタン塗料とは

ウレタン塗料とは、塗料の主成分である樹脂がウレタン系であるもののことを指します。
「ウレタン樹脂塗料」と呼ばれることもあるでしょう。
ウレタン塗料は柔らかく密着しやすいのが特徴で、万能な塗料として知られています。
以前は主流な塗料として使用されていたのです。
細部の塗装にも適していることから、現在でも一部分だけウレタン塗料を使用することも多くなっています。
耐用年数は8~10年程度でしょう。

1-2.硬化剤を使う2液型塗料

ウレタン塗料は一般的に、硬化剤を使う2液型塗料です。
1液型塗料と違い、ひとたび塗料を塗ると硬化剤を混ぜた時点から硬化が始まります。
2液を混合すると化学反応が起こり、三次元の網目構造を形成するのです。
塗装直後は樹脂と硬化剤、溶剤が混ざり合っており、溶剤が蒸発していくと硬化剤と樹脂が反応して網目構造を作り出します。
ウレタンは常温でも反応しますが加熱すると反応が促進されるため、焼き付け塗装にも適しているでしょう。

1-3.最近の傾向

ウレタン塗料は少し前まで大変よく使われていました。
シリコン樹脂塗料が出てくるまでは、コストパフォーマンスも非常に優れていたのです。
耐藻、耐カビなどといった性能を持つものが多いのも特徴でしょう。
低汚染タイプのものを選べば、外壁に雨染みができる量を少なくすることもできます。
きれいな外観を維持しやすくなるでしょう。
ウレタン塗料の価格は、下塗りを含まず平米あたり1500~1700円程度です。
もちろん業者によって異なる場合もあるため、確認してみてください。

2.ウレタン塗料のメリットとデメリット

ウレタン塗料は、ほかの樹脂塗料と比べて適度な柔らかさがあるため、ひび割れが発生するのを抑えることができます。
コンクリートやモルタルでは建物の揺れによるひび割れ、金属サイディングでは熱による膨張が原因のひび割れが起こりやすいでしょう。
そういったひび割れを、塗料の柔らかさがカバーしてくれるのです。
また、価格と性能のバランスがよいという点も大きなメリットでしょう。
少し前までは主流な塗料であったため、流通量が多いのも特徴です。
メインで使用している塗装屋さんも多いため、安心して使用できます。
さらに、硬化剤の種類を変えることで使い分けも可能です。
低汚染性を追加したり、弾性塗膜に変更したりすることもできるでしょう。
材料費の無駄を省くことにつながります。
ウレタン塗料は日本全国のほかにも海外メーカーでも生産しており、種類が豊富です。
塗る場所と条件に合う塗料を探すことができるでしょう。

2-2.デメリット

ウレタン塗料にもデメリットはあります。
まず、シリコン樹脂系と比較するとやはり性能で劣る点があるということ。
同じ条件で比べた場合は、シリコン樹脂に勝てるのは価格面くらいしかありません。
また、硬化剤を使う2液型の場合、正確に混ぜないと硬化不良を起こす可能性があるのです。
化学反応を起こすには、硬化剤を入れてかき混ぜる必要があります。
このとき「少ないと固まらない」「多すぎても固まらない」というように、不具合が出やすいでしょう。
また、古い硬化剤を使っても不具合が出ることがあります。

2-3.ウレタン塗料が向いているのは?

メリットとデメリットを考えた上で、ウレタン塗料はさまざまな場所に使うことができる塗料です。
もちろん、下塗りを変える必要はあります。
たとえば、木部には弾性硬化剤、外壁には低汚染型硬化剤、鉄部には防錆(さび)型硬化剤というように使用することになるでしょう。
また、塗料の持ちもよくツヤのある塗装に仕上がるため「できるだけ費用を抑えたいけれど持ちもよくしたい」という人におすすめです。

3.業者に依頼する際の注意点

3-1.複数の業者を比較して選ぶ

外壁塗装を依頼する業者を選ぶ際は、絶対に即決しないようにしましょう。
外壁塗装は、確かになるべく早く塗り替えをした方がよい場合もあります。
しかし、今すぐ施工しなくてはならない、というわけではないでしょう。
外壁塗装のような定価のない工事契約の場合、他業者との比較は何よりも大切。
必ず事前に複数の業者に見積もりを依頼し、比較してから決めるようにしてください。
事前に相場を知っておくことはとても重要なのです。
悪質な業者にだまされる可能性を圧倒的に減らすことができるでしょう。

3-2.サービス工事には注意が必要

営業マンによっては「今すぐ塗り直しをする必要がある」と即決を迫ることもあるでしょう。
「今契約してくれれば○○をサービスします」という場合もあります。
この「サービス」には注意が必要でしょう。
最も多いのが「足場代をサービスします」という業者。
一般的な足場代の費用は10~15万円程度であるため、その分をサービスすると言われると得した気分になるでしょう。
しかし、実は「足場代サービス」と見積書に書かれているだけで、ほかの項目にしっかりと上乗せしている場合がほとんどなのです。
実際はサービスでも何でもなかった、ということになる可能性があります。
「サービス」は単なる営業手法の1つにすぎない、ということを覚えておきましょう。

3-3.信頼できる営業マンを見極める

実際の施工を行うのは職人です。
しかし、その前に塗料の種類を決めたり値引きの相談にのってくれたりするのは、営業担当者になります。
信頼できる営業マンを見極めるためにも「どんな会社なのか」をじっくり聞いてみてください。
実際に来る職人や使用する塗料のこと、保証のことなども確認しておきましょう。
実際の施工について知り尽くした担当者がついてくれているか、知ることができるでしょう。

4.まとめ

いかがでしたでしょうか。
外壁の塗り替えを行う際に必ず耳にすることになる「ウレタン塗料」についてご紹介しました。
どのような特徴とメリット、デメリットがあるのかを知り、塗料を選ぶ上でぜひ参考にしてみてください。


工事費の大半を占めていた足場代をカット!工事費の大半を占めていた足場代をカット!