外壁塗装の臭いへの対策と健康への影響


外壁塗装では、塗料の臭いが気になる人も多いようです。自宅の外壁塗装工事中には、健康にどのような影響があるのか気になることでしょう。また、近隣への影響も考えなければなりません。それでは、塗装工事中の臭いは、健康にどのような影響があるのか、またどのような対策をとるべきかをご紹介します。

  1. 外壁塗装時の臭いの原因
  2. 外壁塗装時の臭い対策
  3. 塗料に含まれるシンナーによる健康被害

1.外壁塗装時の臭いの原因

1-1.臭いの原因は有機溶剤

外壁塗装を含め、塗装工事にともなう臭いは、有機溶剤が原因です。一般に油性塗料と呼ばれる塗料は、シンナーなどの有機溶剤でうすめなければいけません。油性塗料そのものも、強い臭いがありますが、その塗料をさらに強い臭いがあるシンナーなどでうすめるのです。油性塗料は、臭いが強いため、室内の塗装には使用しません。

1-2.油性塗料のメリット

油性塗料はなぜ外壁塗料で使用することが多いのでしょうか。耐久性が強いのがその理由のひとつです。外壁は特に雨風にあたるため、耐久性が強く求められます。塗料の耐久性が弱いなら、直接下地の壁材や家屋そのものが雨風によってダメージを受けるのです。また、塗料がしっかりと壁材に密着するのも油性塗料のメリットでしょう。油性塗料はそのままでは粘着性が高く、塗装するときはシンナーでうすめなければいけません。また、塗装のために使用するローラーやはけ、塗装缶などもシンナーで洗浄する必要があるのです。

1-3.臭いが少ない塗料はあるか

水性塗料は、油性塗料と比べるなら臭いが激減します。水性塗料の場合は、臭いが少ないため、室内の塗料としての使用も可能です。また、水性塗料をうすめるときはシンナーが必要ではなく、水でうすめます。塗料の価格も油性塗料より安いため、価格面でのメリットもあるでしょう。水性塗料の耐久性は、以前は油性塗料より低かったのですが、水性塗料も現在進歩しており、外壁塗装としてもおすすめできる塗料も増えています。そのため、油性塗料の臭いが気になり、施工の選択として可能であるなら、水性塗料を選択するのもおすすめです。外壁塗装業者に詳しく相談しましょう。

2.外壁塗装時の臭い対策

2-1.空気の流れをよくする

外壁塗装工事を行う際、外気が家に入らないようにしてください。特に油性塗料を使う場合は念入りな対応が必要です。しかし、排気口や家の構造が理由で、どうしても塗料の臭いがするなら、完全に窓を閉め切ってはいけません。塗料の臭いが部屋にこもり、健康に影響を与えます。臭いが入らないほうの窓を開けて空気が流れるようにしてください。部屋の窓を2つ以上開けて空気を流すのがおすすめです。しかし、窓を開けることにより、塗料の臭いがより強く入ってくるなら、扇風機を活用しましょう。空気を流すだけでも、塗料の臭いが体に与える影響を軽減できます。

2-2.一時的に避難する

臭いに敏感である、アトピーを持っているなどがあるなら、塗装工事が始まる前に別の場所へ避難しておくのがおすすめです。アトピーやアレルギーを持っているなら、症状が悪化する危険もあります。また、赤ちゃんなどがいるなら、迷わずに別の場所に一時的に避難するのがおすすめです。赤ちゃんはどのような化学物質への反応でも、成人よりも強い影響を受け、少量でも反応します。一時的に親族の家や短期賃貸マンションなどで生活して、塗料の臭いによる影響を受けないようにしてください。通常、塗装工事が終わった後は、家の中にいるかぎり、臭いは強くありません。気になるようであれば、塗装工事が終わった後、1週間後ぐらいを目安に帰宅するのがよいでしょう。

2-3.近所へのあいさつはていねいに

塗装工事中の臭いは自分の家だけではなく、近隣にもするものです。もちろん、それほど強い臭いがすることは考えられません。しかし、少しでも臭いがする可能性があるなら、事前に近隣へのあいさつをしましょう。塗装工事が始まる前にあいさつをし、塗装工事が終わった後もあいさつをします。事前に連絡を受けているなら、多少の臭いは我慢してくれるはずです。あいさつがないなら、少しの臭いでも問題になりかねません。塗装工事はどの家でもいずれ行うメンテナンスであるため、きちんと説明するなら理解してくれるはずです。

3.塗料に含まれるシンナーによる健康被害

3-1.塗料の臭いが体調へ与える影響

シンナーの臭いは体にさまざまな影響を与えます。急性の症状としては、吐き気や頭痛があるでしょう。また、鼻水やせきなど風邪に似た症状がおきることもあります。自律神経に影響を与える危険もあるため、湿疹(しっしん)や不眠症、肩こりなどどのような症状でも、何か異変を感じたなら、塗料の臭いから離れてください。塗料の臭いのない場所で数日過ごすことで体調が回復するなら、シンナーの臭いが原因である可能性が高いでしょう。シンナーの影響は呼吸からだけではなく、皮膚からの吸収が原因となることもあります。体調の変化に注意して、適切な行動をとりましょう。また、事前に健康への影響がわかっているなら、有機溶剤を使用しない塗料を選ぶのがおすすめです。

3-2.赤ちゃんへ与える影響

赤ちゃんが受ける影響は、症状が出てからわかったのでは遅すぎます。ですから、どのような塗料を選ぶとしても、塗装工事中は可能なかぎり、別の場所へ避難しましょう。また、有機溶剤を用いる塗料より、水性塗料を選ぶのがおすすめです。また、最近は健康に配慮した塗料も開発されています。外壁塗装のプロに相談するなら、よいアドバイスがもらえるでしょう。

3-3.短い工期にするよう検討しよう

どのような塗装工事でも、工期は短いのが最善です。近所への影響、自分の体への影響、工事中に別の場所へ避難するときの費用など、工期が長引く影響は大きいでしょう。足場をかけないで工事をするなら、工期が大幅に減る塗装工事が可能です。足場をかけるコストや工期が削減できるため、足場をかけない塗装工事には大きなメリットがあります。詳しくは外壁塗装のプロに相談してみましょう。

まとめ

いかがでしたか。有機溶剤を使った塗料以外にも、健康への影響が少ない塗料が数多くあります。それでも、塗料のどの臭いに体が反応するかはわかりません。最善を尽くして、塗料の臭いに家族の健康が影響を受けないように対策を講じましょう。工期を短くするのも大切です。足場をかけない塗装工事なら短い工期での塗装工事が可能になります。足場をかけない塗装工事を行う外壁塗装の業者へ相談しましょう。


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