外壁塗装の見積書チェックリスト ~リフォームを失敗しないために~


外壁塗装を行うとき、業者から手渡される見積書。しかし、普段目にすることのない見積書は、どこを見ればいいのか困ってしまうもの。知らないと損することもあります。そこで、外壁塗装を依頼したときやってくる見積書のチェック方法を知っておきましょう!

  1. 外壁塗装の見積書のチェックポイント
  2. きちんとした業者に依頼するためのポイント
  3. まとめ

1.外壁塗装の見積書のチェックポイント

外壁塗装の見積書となれば見慣れないことも多いでしょう。そこで、必ずチェックしておきたいポイントをご紹介します。

1-1.外壁で塗装する面積

まず、外壁塗装でチェックしておきたいのが塗装面積です。業者によって多少の違いはありますが大よその面積は一緒となっています。
外壁塗装は「延べ床面積」を元に計算することを知っておきましょう。具体的には「延べ床面積×3.3×1.2」です。

  • 25坪…99㎡
  • 30坪…118.8㎡
  • 35坪…138.6㎡
  • 40坪…158.4㎡
  • 45坪…178.2㎡
  • 50坪…198㎡

平均的な延べ面積と外壁面積は以上です。この数値を元に見積もりを出しているかどうか確認しておきましょう。反対に、この数値より安すぎる・高すぎる業者には依頼しないこと。きちんとした仕事をしない可能性が高くなってくるのです。
また、外壁・足場・養生のすべてを同じ面積で見積もりを出す業者も避けましょう。条件によりますが外壁面積と足場面積が同じになることは普通ありません。通常は足場面積のほうが大きくなります。もし、すべての面積が同じになるときは適当に見積もりをしていると思いましょう。

1-2.塗るべき場所の記名

外壁の見積書を見るときは、必ず塗装箇所の確認をしておきます。外壁塗装において最もトラブルが多いのが「外壁塗装箇所」です。
見積もりの段階では安かったのに施工中にどんどんお金が跳ね上がるケースがあります。しかし、一般的な業者であれば塗る前に確認をするもの。勝手に塗ろうとするときは事前に聞きましょう。
また、外壁塗装を行うときは2~3社に見積もりを取ってもらうのがおすすめ。何社か見積書を取ってもらった後、塗装箇所の違いがあるかどうか確認しておきましょう。その差を聞けば塗るべき場所が見えてきます。

1-3.外壁を塗る回数

見積書には外壁の塗装回数が明記してあるもの。その回数をチェックしておきましょう。
外壁は下塗り・中塗り・上塗りの3度塗りを基本としています。もし、この行程のどれか1つでも省略すると塗装本来の力を発揮しません。塗膜が膨れたり耐用年数が減ったりします。
業者側から塗る回数を減らして価格を下げるように言われても減らさないように。せっかく塗るのであればしっかり施工してもらいましょう。

1-4.塗料の商品名とランク

外壁塗装に使われる塗料は、塗料ごとにランクが決められています。そのランクが同じでないと後々面倒になるのです。
塗料にはランクによって耐用年数や効果が違ってきます。そのため、別々のランクで外壁塗装をすると外壁がちぐはぐにはげてくるのです。ひどいときは、ムラだらけになって見栄えが悪くなります。
また、きちんと商品名があるときは自分で調べてみるといいでしょう。耐用年数に違いがあるかどうか確認しておきます。塗料の名前がないときはきちんと業者に確認しましょう。きちんとした業者ならば自信持って解答してくれます。反対に、悪質な業者は不明確にしか答えられません。

1-5.保証期間の記載があるか

優良な外壁塗装業者は、見積書にきちんと保証期間を記載しています。書いてあるのかしっかり確認しておきましょう。
どれだけ良い外壁塗装業者でもミスがあるもの。しかし、ミスがあるからこそしっかりフォローしてくれるのが優良業者です。基本的には、塗料のランクによって保証期間が異なってくるので見積書を見たとき聞いておきましょう。

1-6.「ケレン」が見積もりに入っている

見積書を見たとき、きちんと「ケレン」が含まれているか確認しておきます。
「ケレン」とは、外壁に付いているごみやさび、古い塗膜をはがすことです。「ケレン」と書かれないときは「下地処理」と書かれることもあります。手で行う場合もあれば専用の電動工具で行うものと思いましょう。このケレン作業を行うことで新しい塗膜がきちんと壁に塗れます。
このケレン作業を行わない業者がいるので注意しましょう。人件費削減や工期短縮を目的にケレンを行わない業者はアウトです。特に、トタン壁や屋根、雨戸は省く業者が多くあるもの。本当にケレン・下地処理を行う必要がないのか確認しておきましょう。

2.きちんとした業者に依頼するためのポイント

きちんとした見積もりを出してくれる業者は、良い業者であります。では、見積もり以外にどのような点をチェックしておけばいいのでしょうか。この項目にてまとめました。

2-1.施工実績を確認する

外壁塗装会社に依頼するとき、必ず過去の実績を確認しておきましょう。ホームページや店舗で確認しても大丈夫です。きちんと過去にどんな塗装をしていたのか確認しておきましょう。実績を見るのは、過去の施工を見て参考にもなるのでおすすめです。
また、過去の施工を見ることでその業者が何を専門にしているのかわかります。外壁塗装を行う業者は、工務店や壁紙屋などさまざま。そのため、何を専門にしているのか違いがあるのです。もし、依頼しようとする業者が外壁に力を入れていないときは避けるようにしましょう。

2-2.即決を求めない

塗装業者の中には「今なら安くできます」や「今日決めたら値引きしますよ」などその場での契約を急がす場合があります。しかし、その場での契約を急ぐ業者は控えるようにしましょう。
そもそも、外壁塗装は急ぐような仕事ではありません。すぐ塗らないと外壁が壊れるなんてことは普通ないものです。緊急性を出してくる業者には注意しましょう。
良い業者はしっかりとお客様に選択の幅を出してくれるもの。即決を求める業者との契約だけは行わないようにしましょう。

2-3.見積もりを複数の業者で取る

優良業者を選ぶためにも、見積もりは複数業者から取っておきます。それぞれの見積もりを取るのは、安い業者を知るためではありません。きちんと自分の外壁を直してくれる業者を見つけるためです。
各業者から見積書を取るのは、その内容をしっかり確認できるから。A社は安いけど塗装箇所が少ない。反対にB社は値段が高いけれど必要箇所がきちんと書いてある。見積書をしっかり取れば塗装箇所の違いが見えてきます。
また、塗料のランクやケレン作業の有無、3度塗りに関しても違いがわかるもの。さらに、きちんと安くできる業者は見積書を比較しながら説明してくれます。見積書を見ながら業者の作業内容を見極めましょう。

3.まとめ

いかがでしたか? この記事では外壁塗装の見積書についてまとめました。
外壁塗装の見積書は、外壁塗装面積・塗料のランク・保証期間・ケレン作業・作業箇所・塗装回数が重要です。この内容がしっかり見積書に明記してあるのか絶対に確認しましょう。どれか1つでも不審な点があれば業者に確認しておきます。
また、いい業者に出会うために見積もりは2~3社ほど取りましょう。各業者から見積書をもらうことで必要な塗装箇所や経費がわかってきます。見積書を元に削れる場所があれば業者に相談してみましょう!


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