某有名ギャル系アパレル本社ビル改修工事にて(シーリング施工編)
気が付いたら、ホームページが上位のほうにランクしているじゃあないですか!工事記録をまとめるのとか苦手なんですが、うちに依頼されるお客さんもこういった記録があれば参考になりますし、頑張って更新していかないとですね!!
というわけで、管理会社さんからの依頼でかなり有名なギャル系のアパレルブランドの外装の改修工事をすることに…
働いている人の大多数は女性なんですねー、うちの職人大喜びデス。
とはいえ、仕事なんでぬかりなくやります!
今回の改修工事、主な目的は漏水補修という事なんで、メインの仕事はシーリングと屋上のウレタン防水、壁面の撥水剤塗布です。
まずは既存シーリングを撤去する所から始まりまります。
職人が持っているのはなんと園芸用の道具なんです。シーリングに引っ掛けてひっぱるだけで取れるところから家の職人は結構してる人多いです。
実はこれ、俺が職人やってる頃に他業者の職人さんから教えてもらったもの、こういうのはどんどん真似していかないとですね。
ここは建物の屋上の立ち上がった部分、一般的には笠木といわれるところです。壁面がパネル構造なので笠木にもシーリングが回りこんでいます。
ここにもブリッジと呼ばれる工法でシーリングが打ってあったのですが写真を撮るのを忘れていました…出来上がった写真と同じなのでそちらを参照に…
通常シーリング施工の際に、打ち込んだシーリング材を均す際にはみ出しを防ぐため20mm程度の幅のシーリング養生テープと呼ばれる物を使って養生をするのですがこのブリッジ工法では10mm程度のバックアップ材を使用して厚みをつけてシーリングが盛り上がったような感じの仕上がりになるようにします。
養生が終わったらプライマーを塗るのですが、またまた写真を撮り忘れたのでいきなりシーリングガンにて打ち込みを始めております。
写真に撮ってないからといって決してプライマーを塗らないといった手抜きはしておりませんので…あしからず
シーリングの幅が広いんですごく均し辛いです…いつもは均しバッカーと呼ばれるスポンジ状のものを使用するんですが、幅広のものがないんでバチベラと呼ばれる大きいへらを均しへら代わりにして均していきます。
一回でならそうとせずに何度か往復し、シーリング材の中に紛れ込んだエアーを抜きながら均していきます。
均し終わった直後はこんな感じです。まだ養生が残っている状態なのでどんなふうな仕上がりなのかちょっと微妙に分からないですが…
養生を撮った状態です。きれいに仕上がったと思います。仕事柄いろいろなビルの屋上に上がることがありますが、漏水対策で笠木の繋ぎ目にブリッジ工法でシーリングしているのをときどき見かけます。
通常、防水層が笠木の下にも回りこんでいるはずなんでどこまで効果があるのでしょうか…
防水層が切れていることが考えられなくもないので、全く意味がないというわけではないでしょう。
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