憧れのアンティーク家具をDIY。アンティーク塗装で味のある空間に!
今、年代を感じさせるアンティーク家具が人気です。シンプルな部屋でも、アンティーク家具が1つあるだけで一気にお洒落な雰囲気になります。しかし、本物のアンティーク家具は1点ものであることがほとんどで、中々部屋に合ったものが見つからなかったり、高価で手が出せなかったりすることも多いでしょう。そこで、今回は、既存の家具をアンティーク風に塗装するアイデアを紹介します。「アンティーク家具に憧れはあるけど本物は高くて買えない」という方はぜひ挑戦してみてください。
1.失敗が気にならない? 汚れや傷を再現するエイジング加工
長年に渡って使い込まれた風合いや経年変化を再現する手法のことをエイジング加工と言います。さまざまな手法がありますが、ここでは簡単にできる方法を紹介しましょう。
- まずは塗装面の汚れを取り、必要に応じて紙やすりで研磨します。(最終番手は400程度)
- 木目に沿ってウッドステインを塗っていき、キレイな乾いた布でのばすように拭き取ります。
- 1日ほど乾燥させます。
- ウッドステインを塗った上からバターミルクペイントで塗装していきます。
- 半日ほど乾燥させたら、ところどころサンドペーパーでこすり、下地を出していきます。
塗装後にヤスリがけをするため、塗装時にムラが出てもほとんど気になりません。初めての方でも気軽にチャレンジできるでしょう。
2.経年劣化によるヒビ割れが簡単に再現できるクラック塗装
クラック塗装とは、経年劣化による塗装のひび割れを再現したペイント方法です。下地の色と上塗りするクラック塗料の色との組み合わせで、自分だけのオリジナルな家具を作ることができます。
- 先ほどと同様、塗装面の汚れを取り、必要に応じて紙やすりで研磨します。
- 好みに応じて下地の色を塗装します。
- 下地が完全に乾燥したら、クラック塗料を塗っていきます。
(クラック塗料の種類によっては、下地が乾燥する前に塗るものもあります。塗装前に使用方法を確認してください。)
3.オイルステインで木目を生かした自然な風合いに!
オイルステインを塗ることで、木目が際立ってアンティークな風合いになります。木目が見える無塗装の家具にオススメです。塗るというより木材に染み込ませるタイプの塗料なので、初心者でもキレイに仕上げることができます。
- サンドペーパーをかけ塗装面を整えます。(最終番手は400程度)
- 木目に沿ってまんべんなくオイルステインを塗り乾燥させます。
- 表面が荒れている場合はサンドペーパーをかけます。
- もう一度、オイルステインを塗っていきます。
※好みの色合いになるまで、3〜4を繰り返します。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、既存の家具をアンティーク風に塗装するアイデアを紹介しました。
- 失敗が気にならない? 汚れや傷を再現するエイジング加工
- 経年劣化によるヒビ割れを再現!クラック塗装
- オイルステインで木目を生かした自然な風合いに!
自分だけのアンティーク家具を作って、友人に羨ましがられるようなお洒落でかっこいい部屋作りを実現してみてはいかがでしょうか?