外壁を塗り替える時期はいつがよい？ 適切なタイミングを解説！

1．ビルやマンションの外壁を塗り替える時期は？

最初に、ビルやマンションの外壁を塗り替える時期について、詳しく見ていきましょう。

外壁に色あせが見られる

外壁に色あせが見られるようになったら、外壁を塗り替える時期が来たと判断してください。外壁の色あせは、外壁塗装が劣化した症状の一つだからです。確かに、単に外壁が色あせているだけなら、緊急で塗り替える必要はないでしょう。しかし、外壁が色あせている建物は、汚れている、古く見えるなど、マイナスのイメージを与えるため、早めに塗り替えるのに越したことはないのです。

外壁にひび割れや剝がれが見られる

外壁にひび割れや剝がれが見られる場合も、外壁の塗り替える時期といえます。ひび割れや剝がれは、外壁塗装や外壁材が劣化しているサインです。外壁のひび割れや剝がれは、自然に改善することはなく、放置すればするほど状況が悪化してしまうため、すぐに塗り替えることをおすすめします。

外壁にコケ・藻（も）・カビが繁殖している

外壁にコケ・藻・カビが繁殖している場合も、塗り替えるタイミングといえます。外壁にコケ・藻・カビが繁殖するのは、外壁の表面が劣化して、ざらざらしていることが考えられるからです。また、コケ・藻・カビは、建物の美観を損ねる、雑菌の温床になる、アレルギーの原因になることがあるなど、多くのデメリットをもたらします。放置するとさらに繁殖してしまい、外壁材をボロボロにすることがあるため、速やかに対処しましょう。

外壁から雨漏りが見られる

外壁から雨漏りが見られるときは、すぐに塗り替えを検討しましょう。雨漏りが悪化すると、外壁材が腐食してボロボロになるほか、内壁に達してしまい、屋内へ湿気を呼び込んでカビを繁殖させる、内壁にシミを作るなどの原因になります。なお、外壁から雨漏りが見られる場合、すでに症状が進んでいることが多く、外壁の塗り替えだけでは不十分なこともあるでしょう。

前回の外壁塗装から10年以上経過した

前回の外壁塗装から10年以上経過したら、そろそろ外壁を塗り替える時期になります。外壁塗装は、紫外線や経年などの理由で徐々に劣化し、大体10～15年で寿命を迎えるのが一般的です。したがって、前回の外壁塗装から10年を経過した時点で業者に現場視察を依頼し、必要に応じて塗り替えを検討するとよいでしょう。

2．外壁の塗り替えを行わないとどうなるか？

外壁の塗り替えを行わないとどうなるか、具体的に見ていきましょう。

建物の美観を損ねる

外壁の塗り替えを行わないと、建物の美観を損ねます。外壁が色あせたりひび割れたりしている建物は、汚れた印象になり、築年数よりも古く見え、美しいとはいえません。建物の美観は、入居者やオーナーの満足度にも直結するものです。また、商業施設では、客足や売り上げの伸びに大きく影響してしまいます。

建物の強度が低下する

建物の強度が低下することも、外壁の塗り替えを行わないことによるデメリットです。外壁塗装は、外壁を風雨や紫外線などから守る役割があります。しかし、外壁塗装が劣化した状態で放置すると、外壁材が傷む原因になるのです。放置すると、外壁材がボロボロになり、建物の強度も低下してしまいます。

断熱性が低下する

断熱性が低下するのも、外壁を塗り替えないことによる影響の一つです。外壁塗装が劣化すれば、断熱性も低下します。すると、室温が外気温に影響されやすくなり、夏場は熱中症や脱水症状、冬場はヒートショックの原因になることがあるため、注意が必要です。また、冷暖房効率も低下するため、光熱費が高騰するのもデメリットといえます。

雨漏りのリスクが高まる

外壁の塗り替えを行わないと、雨漏りのリスクが高まるので気を付けましょう。外壁塗装は、紫外線や経年などの理由で徐々に劣化し、ひび割れや剝がれが発生することがあります。すると、雨水が浸み込んで、雨漏りしてしまうことがあるです。いったん雨漏りすると、外壁材に湿気が大量に取り込まれ、屋内も湿気やすくなり、常にじめじめとした状態になります。また、内壁のシミやカビの繁殖、嫌な臭いの発生など、よいことは何もありません。

修繕コストが増大する

外壁の塗り替えを行わないと、修繕コストが増大します。外壁塗装の劣化は、放置するほど悪化するからです。劣化を発見した時点で対処していれば、塗り替え費用が安く、工期も短く済みます。しかし、まだ大丈夫だろうと放置してしまうと、どんどん悪化して、大がかりな修繕が必要となり、修繕コストが増大してしまうのです。

建物の資産価値が低下する

建物の資産価値が低下するのも、外壁の塗り替えを行わないことによるデメリットです。外壁が劣化したまま放置された建物は、手入れが行き届いていない印象が強くなります。また、築年数より古く見えるため、売却や賃貸に出しても、なかなか商談が成立しないことが多いでしょう。

3．外壁を塗り替えるメリット

外壁を塗り替えるとどんなメリットがあるかについて、詳しくご紹介します。

建物の美観が向上する

外壁を塗り替えることで、建物の美観が向上します。築年数が古くても、まるで新築のような美観を取り戻すことが可能です。建物の印象がよくなり、多くの人から注目されることでしょう。商業施設では、客足が伸びて売り上げがアップします。また、建物の入居者やオーナーの満足度が高まるのも、大きなメリットです。

建物の耐久性が向上する

外壁を塗り替えると、建物の耐久性が向上します。外壁を塗り変えることで、外壁材が外壁塗装にしっかり守られるからです。耐久性の高い塗料を使用すれば、さらに長くよい状態を維持できます。建物を建て替えず、このまま維持していきたいのなら、外壁の塗り替えは必要不可欠といえるでしょう。

エネルギー効率がアップする

エネルギー効率がアップするのも、外壁を塗り替えるメリットです。外壁塗装を塗り替えることで、室内が外気温の影響を受けにくくなり、冷暖房効率が高まります。そのため、CO2の排出を防ぐことにつながり、環境にやさしいほか、光熱費を下げることも可能です。断熱効果の高い塗料で塗り替えれば、さらにエネルギー効率がアップします。

建物の資産価値が高まる

外壁を塗り替えると、建物の資産価値が高まります。建物の美観が高まり、築年数よりも新しく見えるため、多くの人が買いたい、もしくは、借りたいと考えるからです。実際に、希望条件で売却したり賃貸に出したりすることも可能になるでしょう。将来的に売却や賃貸に出すことをお考えなら、建物の資産価値を高めるためにも、外壁をきちんと塗り替えるべきです。

4．オフィスチャンプの外壁塗装サービスについて

ビルやマンションの外壁の塗り替えは、私どもオフィスチャンプにご依頼ください。ここでは、オフィスチャンプの外壁塗装サービスについて詳しくご紹介します。

ビルやマンションの外壁の塗り替えで豊富な実績がある

私どもオフィスチャンプでは、ビルやマンションの外壁の塗り替えで豊富な実績があります。あらゆる現場を経験しているからこそ、柔軟に対応できるのです。また、数多くの実績を重ねることで、業務の無駄を徹底的に省き、効率のよい作業を実現しています。こうした点から、おかげさまで多くの皆さんにご依頼いただき、今日に至るのです。

丁寧な作業と高品質な仕上がりで定評がある

丁寧な作業と高品質な仕上がりで定評があるのも、私どもオフィスチャンプの強みです。オフィスチャンプでは、日々技術力の向上に努力しており、最高品質の仕上がりを提供できるようにしています。「リーズナブルな費用でも、満足度の高い仕上がりになった」と、多くの皆さんからご好評をいただいているのが自慢です。

現場視察や見積もりは無料

オフィスチャンプでは、現場視察や見積もりは無料で行っています。外壁の塗り替えといっても、個々の現場で状況が異なり、また、ご依頼者様のご希望もまちまちであることから、丁寧に現場視察を行うことが必要です。私どもでは、専門知識と経験が豊富なスタッフがお伺いし、無料にて丁寧に現場視察と見積もりを行っています。

足場を組まない無足場工法を採用

オフィスチャンプでは、足場を組まない無足場工法を採用しています。無足場工法を採用することで、足場費用がかからないため、塗装費用の大幅なコストダウンが可能です。また、足場を組んだり解体したりする工程がないため、工期も短縮できます。なお、私どもでは、現場での安全確認とスタッフの安全教育を徹底し、慎重かつ丁寧に作業を進めますので、安心してご依頼ください。

ご希望の工期を優先することが可能

ご希望の工期がありましたら、遠慮なくお申し付けください。オフィスチャンプでは、あくまでもご依頼者様のご都合に合わせて、工期を設定いたします。激安さを前面に出した業者では、業者の都合に合わせて工期を設定されるケースも多いものです。特定の日までに外壁を塗り替えたい、できるだけ早く塗り替えたいといった場合も、お気軽にご相談ください。

5．外壁を塗り替える時期についてよくある質問

最後に、外壁を塗り替える時期についてよくある質問に回答します。それぞれ役立ててください。

Q．どれぐらいの年数で外壁を塗り替えるとよい？
A．特に決まりはありませんが、外壁塗装の寿命が平均10～15年程度と考えると、10～15年に1回を目安に塗り替えるとよいでしょう。また、ビルやマンションの大規模修繕のタイミングで塗り替えるのも、よい方法です。

Q．外壁の塗り替えにおすすめの季節は？
A．比較的晴天が続きやすく、温暖な気候となる春もしくは秋がよいでしょう。ただし、年によっては、雨天の日が続くこともあるため、確実とはいえません。また、春や秋は、業者の繁忙期に当たるため、希望の工期を押さえるためにも、早めに業者へ依頼することがおすすめです。

Q．外壁の色あせが目立たない塗料の色は？
A．色あせが比較的目立たないのは、ライトグレーやライトベージュなどです。一方、赤や青などの原色に近い色は、色あせが目立ちやすいので注意してください。

Q．外壁を塗り替えるのにはどれぐらいの期間が必要？
A．ビルやマンションの外壁を塗り替える場合、建物の規模によって、2週間～数か月程度かかります。より早く仕上げたい場合は、足場を組まない無足場工法による塗り替えがおすすめです。

Q．無足場工法での外壁の塗り替えができないパターンは？
A．以下のような場合は、無足場工法では外壁の塗り替えができないことがあります。

• 目安として14階以上の高層ビル
• 三角屋根などの特殊な屋根
• 建物の一部が突出している形状
• 隣接する建物の距離が極端に狭い（人が1人分入れない）

なお、実際には、業者の判断にもよるため、詳しくは現場視察を依頼して確認してみるとよいでしょう。

まとめ

今回は、外壁を塗り替える時期について詳しく解説しました。色あせが目立つ、ひび割れが見られる、雨漏りがしているなどのタイミングで外壁を塗り替えることで、新築のような美観と機能を取り戻すことができます。なお、特に問題がないように見えても、外壁の劣化が進んでいることもあるので、まずは、信頼できる業者に現場視察を依頼してチェックしてもらうとよいでしょう。当オフィスチャンプでも、無足場工法による外壁の塗り替えで豊富な実績があり、おかげさまで大変ご好評をいただいています。現場視察や見積もりは無料ですから、お気軽にお申し付けください。