ビルの外壁にはどんな種類がある? 補修タイミングや費用も詳しく!
「そろそろビルの外壁をメンテナンスしたいが、どんな種類があるのだろう」とお考えですか? ビルの外壁も、徐々に劣化します。色あせやひび割れなど、気になる部分も出てくることでしょう。しかし、補修するにしても、どんな種類があり、どんなタイミングで行うべきか知りたいですよね。費用や日数がどれだけかかるかも、気になることでしょう。
そこで今回は、ビルの外壁の種類について詳しく解説します。
この記事を読むことで、ビルの外壁の種類を選ぶコツや注意点がよく分かります。ビルの外壁補修で失敗したくない人は、記事を読んでみてください。
1.ビル外壁の種類と特徴
最初に、ビル外壁の主な種類と特徴を見ていきましょう。
1-1.サイディング壁
サイディング壁とは、セメント素材や金属を板状にしたものを貼りつけたもののことです。最近の家に多く採用されており比較的安価であることからも人気が高くなっています。
メリット
- 工期が短い
- 工事品質が安定している
- 価格が安い
デメリット
- オリジナル性に乏しい
- 継ぎ目ができる
1-2.タイル壁
タイル壁は昔からある外壁のひとつで、陶器製のタイルを外壁に貼りつけていくものです。豊かな表情があって個性を表現しやすいことからも、外壁の種類として根強い人気があります。
メリット
- 光沢感がある
- 耐水性が高い
- 傷がつきにくい
デメリット
- 高い技術力が必要
- 初期費用が高い
- タイルが割れたり脱落したりすることがある
1-3.レンガ壁
レンガをひとつずつ積み上げたレンガ壁も、ビル外壁として根強い人気を誇ります。特に重厚感を出したい場合や、メンテナンスの手間を省きたいときにおすすめです。
メリット
- 重厚感がある
- 寿命が長い
- メンテナンスが楽
デメリット
- 費用が高い
- 工期が長い
1-4.塗り壁
塗り壁とは、しっくいやモルタルなどを塗った外壁のことです。主な特徴として、職人が手作業で仕上げることで細かな要望にも応えやすいなどがあります。
メリット
- 独特の風合いを味わえる
- カラーバリエーションが豊富
- 好きなデザインにアレンジしやすい
- 継ぎ目ができない
デメリット
- 工期が長い
- 汚れが目立ちやすい
- ひび割れやすい
2.ビル外壁の種類と補修タイミング
ビル外壁の主な種類と補修タイミングについて詳しく解説します。
2-1.種類別の補修タイミング
ビル外壁の耐用年数と補修タイミングは、以下のとおりです。
- サイディング壁:耐用年数は15年程度・汚れや色あせが目立ってきたとき
- タイル壁:耐用年数は30年以上・タイルの欠けや脱落が起きたとき
- レンガ壁:耐用年数は50年以上・レンガがかけたり崩れたりしたとき
- 塗り壁:耐用年数は10年程度・ひび割れや汚れが目立つとき
2-2.外壁のひびやはがれを見つけたら補修する
ビル外壁に、ひびやはがれを見つけたら補修しましょう。ひびやはがれがあると見た目が悪いだけでなく、そのまま放置すると外壁材が落下してケガの原因になります。また、放置することでますます悪化し、補修に手間と時間・費用がかかるので注意してください。また、汚れが色あせがひどいときも、外壁材の劣化が進んでいる証拠なので、早めに補修しましょう。
3.ビル外壁の補修工事と費用相場
ビル外壁の補修工事の流れや日数・費用相場などを解説します。
3-1.ビル外壁の補修工事の流れ
業者によるビル外壁の補修工事は、以下のような流れで進みます。
- 業者が現場視察をする
- 外壁を洗浄する
- 必要に応じて下地を補修する
- 外壁の補修工事を行う
- 仕上げをして完了
3-2.費用相場は約300万円~で1~2か月程度の工期が必要
ビルの外壁工事の費用目安は、約300万円~です。実際には、外壁の面積や種類・難易度などによって大きく異なります。工期は、1~2か月必要になるでしょう。実際の費用や後期については、業者からの見積もりをもらって確認してください。
3-3.ビルの外壁工事費用を抑えるコツは?
ビルの外壁工事費用を抑えるには、以下のコツがあります。
- 安い外壁材を使う
- 必要な部分だけ補修する
- 工事費用の安い業者に依頼する
なお、当オフィスチャンプでは、足場を設置しない工法によって費用を大幅に抑えることが可能です。ぜひ、お見積もりをご依頼ください。
3-4.信頼できる業者の選び方
ビルの外壁工事は、以下のポイントを満たす業者に依頼するといいでしょう。
- ビルの外壁工事で多数の実績がある
- 丁寧な作業と高品質な仕上がりで定評がある
- 豊富な実例を元に提案してくれる
- 見積もりは無料
- リーズナブルで分かりやすい料金システム
- 希望の工期に合わせてもらえる
- スタッフの対応がよく、顧客からの評判もいい
- 保証やアフターサービスが充実している
なお、当オフィスチャンプでも、数多くのビル外壁工事をお受けしてご好評をいただいています。まずは、お気軽にお問い合わせください。
4.ビル外壁の種類に関するよくある質問
最後に、ビル外壁の種類に関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。
Q.ビルの外壁の種類を変更するメリット・デメリットは?
A.以下を参考にしてください。
メリット
- 外観をイメージチェンジできる
- 今までの外壁に対する不満を解消できる
デメリット
- 工事費用が多くかかる
- 工事期間が長い
Q.レンガの外壁はメンテナンスフリーと聞いたのですが?
A.確かに、レンガは外壁材の中では寿命が長いことで有名です。しかし、条件によっては劣化することもあり、メンテナンスが必要なこともあります。特に、地震などの自然災害後には、ダメージを受けていないかチェックが必要です。
Q.異なる種類の外壁を組み合わせることはできる?
A.業者によっては可能でしょう。ただし、希望するデザインによっては実現不可と言われたり、変更を提案されたりすることもあります。また、建物の外観イメージを重視しすぎて、強度が維持できなかったり多額の工事費用がかかったりすることもあるので、慎重に検討しましょう。
Q.業者で提示された色見本と実際の色の印象が異なるのですが?
A.業者では、あくまでも色見本を提示するだけにとどまります。実例を挙げて説明してもらっても、光線の当たり具合・見る角度などによっても、印象が異なることもあるでしょう。色の印象における相違を完全になくすのは、難しいのです。
Q.工事完了直後に地震で外壁にダメージを受けた場合はどうなる?
A.まずは、業者に確認してみてください。場合によっては、保証やアフターサービスで修復できることがあります。また、地震保険に加入している場合は、保険金を受け取れる場合があるでしょう。ただし、保険の支払い対象となるには、補修工事をする前に保険会社に確認を受けることが必要です。
まとめ
今回は、ビル外壁の種類について詳しく解説しました。ビルの外壁には、サイディング壁・タイル壁・レンガ壁・塗り壁などさまざまな種類があります。まずは、それぞれの特徴やメリット・デメリットをよく理解し、どの外壁がいいか考えてみてください。なお、実際に外壁リフォームを行うときは、信頼できる業者によく相談し、最適なプランを提案してもらうといいでしょう。リーズナブルな工事費用でも、高品質な仕上がりで定評のある業者なら、満足できるはずです。