外壁の落書きの消し方は? 簡単に落とす方法やポイントを詳しく!


「外壁に落書きされてしまったので、簡単にできる消し方を知りたい」「外壁の落書きを予防する方法はないか」とお考えではありませんか? 外壁の落書きは建物の美観を損ねるだけでなく、精神的にも大きなダメージを受けますよね。まずは、気持ちを切り替えるためにも、落書きをキレイに消すことがおすすめです。しかし、どんな方法で消すことができるのか、どんな場合に業者へ依頼すべきかなど、よく分からないこともあるでしょう。

そこで今回は、外壁の落書きの消し方について詳しく解説します。

  1. 外壁の落書きの消し方:自分で作業する場合
  2. 外壁の落書きの消し方:業者へ依頼する場合
  3. 外壁の落書きを予防する方法
  4. 外壁の落書きの消し方に関するよくある質問

この記事を読むことで、外壁の落書きの上手な消し方や落書きの予防法がよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。

1.外壁の落書きの消し方:自分で作業する場合

最初に、自分でできる落書きの消し方について見ていきましょう。

1-1.自分で外壁の落書きを消すときに用意する道具

自分で外壁の落書きを消す場合は、以下のような道具をそろえましょう。

  • メラミンスポンジ
  • 雑巾
  • 溶剤
  • バケツ
  • ホース
  • ゴム手袋
  • マスク
  • ゴーグル
  • 汚れてもよい服装

1-2.外壁の落書きを消すにはどんな溶剤が必要?

外壁の落書きを消すには、アルカリ性溶剤がおすすめです。多くの落書きは、アルカリ性溶剤を使って落とすことができます。重曹もアルカリ性なので、少量の水で練って重曹ペーストを作って使うのもおすすめです。また、ホームセンターなどで落書き落とし専用の溶剤を購入するのもよいでしょう。

1-3.自分で外壁の落書きを消す方法や流れ

自分で外壁の落書きを消す方法や流れは、以下を参考にしてください。

  1. 溶剤を落書きの上から多めに塗布する
  2. 溶剤が浸透するまで10~15分程度放置する
  3. 落書きの上からメラミンスポンジや布などでなるべく周囲に広げないようにこする
  4. 落書きが消えたら水でよくすすぎ、溶剤をしっかり洗い流して完了

1-4.落書きは早く対応するほど消しやすい

落書きを発見したら、できるだけ早く消しましょう。落書きされたばかりなら、まだ外壁に定着しておらず、簡単に消すことができる可能性が高いからです。落書きを発見した直後は、ショックが大きく、なかなか作業する気持ちになれないのも分かります。しかし、外壁にダメージを与えずにキレイに消すためにも、気持ちを切り替えて早めに対処しましょう。

1-5.外壁の落書きを自分で消すときの注意点

外壁の落書きを自分で消す場合は、いくつかの注意点があります。外壁にダメージを与えないためにも、頭に入れておきましょう。

  • 溶剤の使用説明をよく読んで正しく使う
  • 無理して作業せず、適度に休憩を取る
  • 強くこすり過ぎて塗装をはがしたり外壁に傷を付けたりしないようにする

2.外壁の落書きの消し方:業者へ依頼する場合

外壁の落書き除去は、信頼できる業者に依頼するのがおすすめです。

2-1.外壁の落書き除去を業者に依頼すべき場合は?

外壁の落書きでも、以下のような場合は業者に除去を依頼することがおすすめです。

  • 外壁の傷みが心配
  • 広範囲に落書きされた
  • 高所など手が届きにくい場所に落書きされた
  • 自分で消そうとしたが挫折した
  • 多忙などで作業している時間がない
  • 高齢などで作業するのが大変

2-2.外壁の落書き除去を業者に依頼するメリット

外壁の落書き除去を業者に依頼すると、以下のようなメリットがあります。

  • 都合のよい日時を指定して作業してもらえる
  • 時間と労力を大幅に節約できる
  • 第三者に作業してもらうと気持ちの切り替えがしやすい
  • 自分で消すよりキレイに仕上がる

2-3.業者が外壁の落書きを消す方法は?

業者がどんな方法で外壁の落書きを消すのか、具体的に解説します。

2-3-1.高圧洗浄で落とす

業者では、高性能な高圧洗浄機を使って外壁の落書きを消していきます。外壁に負担がかかりにくく、落書きだけを消すことが可能です。また、落書き以外の汚れも落とすことができるので、とてもキレイに仕上がります。

2-3-2.外壁を塗り替える

高圧洗浄でも落ちない頑固な落書きは、外壁の塗り替えることで対応することも可能です。外壁塗装にひび割れがある、色あせが見られるなど、外壁塗装が傷んでいる場合も、外壁の塗り替えが適していることがあります。

2-4.業者に外壁の落書き除去を依頼する場合の費用目安

業者に外壁の落書き除去を依頼する場合の費用目安は、1㎡に付き5,000円程度です。なお、落書きの範囲や作業の難易度によっても金額が異なります。そのため、実際の金額は業者に見積もりを依頼して確認してください。なお、チラシ広告などで相場より大幅に安い金額を提示している業者もいますが、信頼できるとはいえません。金額の安さにひかれて依頼したのに、むしろ高く付いたというケースも多いので注意してください。

2-5.信頼できる業者の選び方

外壁の落書きを消すには、以下のポイントを満たした業者に依頼すると安心です。

  • 外壁の落書き除去で豊富な実績がある
  • 丁寧な作業と高品質な仕上がりで定評がある
  • 現場視察および見積もりは無料
  • リーズナブルかつ分かりやすい料金システム
  • 希望の日時に合わせて作業してもらえる
  • スタッフの対応や言葉遣いがよく、顧客からの評判もよい
  • 保証やアフターサービスが充実している

なお、当外壁塗装・外壁リフォームONLINEでも、外壁の落書き除去をお受けしています。まずは、お気軽にご相談ください。

3.外壁の落書きを予防する方法

普段から気を付けることで、外壁の落書きを予防することもできます。

3-1.センサーライトや防犯カメラを設置する

外壁の落書き被害が心配な場所に、センサーライトや防犯カメラを設置することをおすすめします。外壁の落書きは、人が見ていない場所や時間帯で行われるものです。したがって、センサーライトで明るく照らしたり防犯カメラで記録したりすることで、心理的なプレッシャーを与えるとよいでしょう。また、防犯カメラに犯人の姿と落書きしている様子が記録されていれば、犯人特定時の証拠としても役立ちます。

3-2.警察に相談してパトロールを依頼する

警察に相談してパトロールを依頼するのも、外壁の落書きを予防する方法の一つです。外壁の落書きは、刑法の器物損壊罪に当たります。何度消しても落書きされる、被害状況がどんどん悪化するといった場合は、相当悪質なので警察に被害届を出してきちんと取り締まってもらいましょう。その際、防犯カメラで撮影した証拠を添えると、より積極的に動いてもらえるはずです。

3-3.落書きを落としやすい外壁材や塗料を使用する

外壁の落書き対策として、落書きを落としやすい外壁材や塗料を使用するのもおすすめです。外壁の落書きを消すのは、時間も労力も大幅にかかります。万が一また被害に遭った場合でも、落書きを落としやすい外壁材や塗料を使用していれば、大幅に負担を減らすことが可能です。実際にどんな外壁材や塗料を選ぶべきかなどは、信頼できる外壁塗装業者に相談してアドバイスしてもらうとよいでしょう。

3-4.落書きをすぐに落とすことも効果がある

外壁の落書きを発見したら、すぐに落とすことも一定の効果があるでしょう。落書きをした犯人は、定期的に現場を確認しにやってくることがあります。その際、キレイに落書きが消えていたら、がっかりするものです。再度落書きされる可能性もありますが、またすぐに消されるとなると。時間や手間をかけて落書きしても仕方がないと考えるようになります。さらに、同じ場所での落書きを繰り返すことで犯人として特定される可能性が高くなることも、プレッシャーとなるでしょう。

4.外壁の落書きの消し方に関するよくある質問

最後に、外壁の落書きの消し方に関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。

Q.自分で外壁の落書きを消していたら気分が悪くなったのですが?
A.人によって、また、使用方法によっては、溶剤の成分や臭いで気分が悪くなることがあります。気分が悪くなったら、速やかに作業を中止して、風とおしのよい場所で十分に休んでください。十分に休んでも症状が改善しないときは、医療機関を受診しましょう。

Q.業者に依頼すればどんな落書きでも消すことができる?
A.断言できません。業者の技術力を持ってしても、完全には消すことができない場合もあります。また、外壁が寿命を迎えている場合は、落書きを消すことにより外壁に大きなダメージを与えることになるため、外壁の塗り替えなどを提案されることもあるでしょう。

Q.業者に現場視察と見積もりを依頼した後で断っても大丈夫?
A.問題ありません。業者からの説明に不審な点がある、費用が想定以上に高額だったなど、何らかの理由があるのなら無理に契約しなくて大丈夫です。

Q.外壁の落書きを消す作業は雨の日でもできる?
A.作業自体は可能ですが、溶剤が雨水と混ざって落書きが消しづらくなる可能性があります。効率よく落とすためにも、晴れやくもりの日で、外壁が乾燥しているときに行うとよいでしょう。

Q.何度も落書きを消すと外壁が傷むのでは?
A.はい。落書きを消す作業は、外壁に大きな負担がかかるのは事実です。そのため、何度も外壁の落書きを消すうちに、塗装のはがれや色落ちなどが目立つこともあります。外壁の傷みが目立つ場合は、塗装のやり直しなどで対応することがおすすめです。

まとめ

今回は、外壁の落書きの消し方について詳しく解説しました。外壁の落書きは自分で消すことも可能ですが、時間や労力がかかることを考えると、信頼できる業者に依頼することがおすすめです。業者に依頼すれば、都合のよい日時に作業してもらえ、自分で消すよりキレイに仕上がるなど多くのメリットがあります。なお、外壁の落書き予防には、センサーライトや監視カメラを設置したり落書きを落としやすい塗料を使用したりすることなどが有効なので、併せて対処するとよいでしょう。


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