マンション塗装工事のコストを抑えるポイントは? 無足場工法を利用しよう!


マンションの塗装工事は、戸建て住宅よりも時間と手間がかかるので費用も倍以上になります。一体いくらぐらいかかるのか、コストを抑える方法はあるのかなど、マンションの塗装工事で頭を抱えている方は多いでしょう。

コストを抑えるといっても、塗装工事の質を落としたくはありません。

そこで、本記事では、質を保ちながらもマンション塗装工事のコストを抑える方法やポイントなどを解説します。

  1. マンション塗装工事の重要性は?
  2. マンション塗装工事のコストを削減する方法
  3. コストを抑えたマンション塗装工事ならオフィスチャンプ
  4. マンション塗装工事の事例を紹介
  5. マンションの塗装工事に関してよくある質問

この記事を読むことで、マンション塗装工事の重要性や、コストを抑えた塗装工事の事例なども分かります。気になっている方はぜひ参考にしてください。

1.マンション塗装工事の重要性は?

まずは、マンション塗装工事の重要性や目的をチェックしましょう。

建物の美観を維持するため

マンションの塗装工事は、建物の美観を維持するために必要です。塗装工事の効果は永久的なものではないため、定期的な塗装が大切となります。なお、マンションの場合は、12年に一度を目安に塗装を行ったほうがいいでしょう。定期的な塗装を怠ると外壁の汚れが目立ち、周辺環境や居住者に悪影響をおよぼす恐れがあるので注意が必要です。特に、外壁はマンションの第一印象を決める要素でもあるため、定期的な塗装を心がけましょう。

建物の劣化を防ぐため

マンションの塗装工事には、建物の劣化を防ぐという役割もあります。塗装工事を怠っていると外壁の美観が悪くなるだけでなく、下地が傷み、建物の耐久性にも悪影響をおよぼしてしまうからです。下地が傷んでいる建物はひび割れが起きやすく、そこから雨水が浸入しては雨漏りの原因になる恐れがあります。建物の劣化を防ぎ、耐久性を保つためにもマンションの塗装工事は必要です。

資産価値を保持するため

塗装工事は、マンションの資産価値を保持するために必要な工事でもあります。「マンションの資産価値とは何なのか?」と疑問に感じる方もいると思いますが、簡単に説明すると、市場における取引価格や財産としての評価額です。建物の構造に問題が起きたり、外観が劣化したりしているとマンションの資産価値がどんどん下がってしまい、入居率が悪くなってしまいます。マンションの資産価値を保つためにも、定期的なメンテナンスを行うことが大切です。

2.マンション塗装工事のコストを削減する方法

ここでは、マンション塗装工事のコストを削減する方法について詳しく説明します。

定期的な塗装とメンテナンスが大事

できるだけマンションの塗装工事費用を抑えたい方は、定期的な塗装とメンテナンスを心がけましょう。前述したように、マンションの塗装頻度は12年に一度が目安となります。ベストなタイミングで塗装を行えば、下地に悪影響をおよぼす前に対策ができるというわけです。逆に、定期的な塗装やメンテナンスを怠っていると、どんどん外壁の状態が悪化し、その分の修繕費用も高額になってしまいます。早めに対処できれば費用も抑えられるので、定期的に塗装とメンテナンスを行ってください。

無足場工法を採用する

無足場工法を採用することも、マンション塗装工事の費用を抑えるポイントです。一般的に、塗装工事をする際は足場を組み立てることになりますが、足場の設置には最低でも70cmのスペースが必要となります。隣の建物との間に十分なスペースがない場合は、足場を組み立てることはできません。その際に役立つのが、足場をかけない無足場工法です。無足場工法は足場をかけずに塗装工事ができるため、足場代も発生しません。塗装工事における足場代は全体費用のおよそ3分の1を占めているといわれています。つまり、無足場工法を採用すれば、大幅な節約ができるというわけです。なお、無足場工法の主な種類は、以下の3つがあります。

  • ロープアクセス:ロープを通したフルハーネスを装着した作業員が、屋上から作業箇所に下降し、上下を移動しながら塗装する方法
  • ブランコ:建物の屋上からロープを垂らし、作業員がブランコに乗りながら塗装する方法
  • ゴンドラ:屋上から吊(つ)り下げたゴンドラに作業員が乗り込み、リモコン操作で上下左右に移動しながら塗装する方法

塗料の価格や特徴を把握する

マンション塗装工事のコストを抑えるために、塗料の価格や特徴をしっかりと把握することも大切なポイントです。主に、塗装工事に使われる塗料は以下の種類があります。

  • シリコン系塗料:外壁塗装で最もよく使われている。価格と耐朽性のバランスがいい
  • フッ素系塗料:耐久性が高く、汚れや紫外線に強い。塗り替え回数が少ないため、高層マンションで使用するとトータルコストの削減が可能
  • ラジカル系塗料:比較的新しい塗料で、耐久性が高い
  • セラミック系塗料:防汚効果や断熱・遮熱効果が期待できる
  • 無機系塗料:塗料の中でも値段は張るが、耐久性が非常に高い
  • 光触媒系塗料:光を浴びると汚れが分解し、空気を浄化する

できるだけ費用を抑えるために安価な塗料を選びがちですが、安すぎる塗料は塗り替え頻度が増えたり、すぐに劣化したりするなどのデメリットがあります。塗料の耐久性や特徴、予算、トータルコストを踏まえた上で選ぶことが大切です。

3.コストを抑えたマンション塗装工事ならオフィスチャンプ

ここでは、オフィスチャンプのサービスを紹介します。

無足場工法による塗装工事に長(た)けている

外壁塗装や外壁リフォームを行っているオフィスチャンプでは、足場をかけない無足場工法がメインです。無足場工法に慣れている作業員が塗装工事を行うため、よりスピーディーかつ最適な方法で塗装を終わらせることができます。実は、さまざまなメリットがある無足場工法ですが、まだ無足場工法を採用している業者は少なめです。無足場工法を採用しているといっても、実際は慣れていない作業員が担当するという悪質な業者も存在しています。オフィスチャンプは、無足場工法に長けている自社職人が担当するので安心です。

コスト効率と品質のバランスを重視

コスト効率だけでなく、塗装工事の品質とのバランスを重要視しているという点もオフィスチャンプの特徴です。できるだけ費用を抑えるのはもちろんですが、費用面だけに意識を傾けていると、塗装工事自体の品質が著しく落ちてしまう恐れがあります。塗装工事の品質が落ちると、塗装をしてもすぐに劣化したり、不具合が生じたりするのでさらに費用がかかるでしょう。オフィスチャンプではそのようなことがないように、しっかりとコストを抑えた上で品質とのバランスも重視しています。

クライアントのニーズに合わせた最適な塗装方法

オフィスチャンプは、クライアントのニーズに合わせた方法で塗装工事を行います。クライアントから要望や予算などをヒアリングし、外壁調査を行った上で最適な方法を提案しているので、自社で勝手に工事を決めたり、進めたりすることはありません。塗装方法を提案する際も、しっかりと説明を行っているため、分からないことや疑問点があればすぐにお尋ねください。どのようなことでも分かりやすく丁寧に説明します。

長期的な品質保持を目指したアプローチ

オフィスチャンプは塗装工事をただ単に行うだけでなく、長期的な品質保持を目指したアプローチを目指しています。たとえば、どうすればマンションの資産価値を保持できるのか、どうすれば効率的に品質保持できるかなど、具体的なニーズへの対応も可能です。マンションの塗装工事は頻繁に行う工事ではないので、一度の塗装で効果を長く持たせる必要があります。マンションやビルを中心に塗装を行っているからこそ、ほかの業者では実現できないニーズにも応えられるという点もオフィスチャンプの特徴です。

4.マンション塗装工事の事例を紹介

ここでは、オフィスチャンプにおけるマンション塗装工事の事例をいくつか紹介します。

すぐ隣がコインパーキングのマンション

マンションのすぐ隣がコインパーキングという足場をかけて施工するのは難しいケースです。足場をかけて施工するには、1.5か月ほどコインパーキングを貸し切る必要があるため、無足場工法を採用しました。ひび割れなど下地が傷んでいたため、下地補修・シーリング工事・塗装工事・防水工事を実施します。しっかりと下地を補修することで、塗装工事もキレイに仕上がりました。

塗装を含めた改修工事

築年数が15年ほど経過したマンションのケースです。外観や老衰など気になる箇所がいくつかあったため、躯体(くたい)補修やシーリング工事・塗装工事・鉄部塗装・防水工事といったマンションの改修工事を実施しました。特に、外壁のタイルやバルコニーの天井が激しく損傷していましたが、今回の工事ですべてキレイに仕上げることができ、クライアントもひと安心です。

高層マンションのロープ作業

高層マンションの外壁補修工事にて、足場をかけずにロープ作業で施工しました。高層での作業ということで塗装の飛散を心配されたクライアントの要望で、特注の飛散防止ネットを使用します。おかげで塗料が周辺へ飛び散ることもなく、無事に施工が終わりました。オフィスチャンプでは、できるだけクライアントの声を取り入れて施工しています。

複雑な形状でもコスト削減が可能

飾り柱や梁(はり)が多いマンションの場合、足場をかけると費用が高額になります。しかし、無足場工法のロープアクセスを採用すれば、複雑な形状のマンションでも低コストで塗装工事が可能です。なお、外壁塗装面にはツタが生い茂っていましたが、ツタをしっかりと撤去し塗装工事を行ったので美しい仕上がりになりました。

5.マンションの塗装工事に関してよくある質問

マンションの塗装工事に関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.マンション塗装工事の大まかな流れは?
A.大まかな流れは、下記を参考にしてください。

  1. 塗装業者のホームページまたは電話で無料相談を申し込む
  2. 現地にスタッフがうかがい、直接ヒアリング・採寸・写真撮影を行う
  3. 提示された見積書を確認し、納得しだい正式に契約する
  4. 施工日を決定し、近隣への挨拶(あいさつ)を済ませる
  5. 養生→下地補修→シーリング→塗装→防水の流れで施工する
  6. 引き渡して完了

具体的な流れは、マンションの状態や塗装方法などで異なるので事前の確認が必要です。

Q.マンション塗装工事にかかる費用はいくらぐらいか?
A.目安は、1㎡あたり2,400円です。ただし、塗装工事に使用する塗料や塗装範囲、下地の状態、マンションの規模などによって異なります。なお、塗料別の費用は下記を参考にしてください。

  • シリコン系塗料:約2,300~3,500円/㎡
  • フッ素系塗料:約3,500~4,800円/㎡
  • ラジカル系塗料:約2,200~4,000円/㎡
  • セラミック系塗料:約2,300~4,500円/㎡
  • 無機系塗料:約3,500~5,500円/㎡
  • 光触媒系塗料:約3,800~5,500円/㎡

Q.塗装費用が高くなるケースは?
A.色数によって塗装費用が高くなることがあります。たとえば、1色を使用するよりも2色以上を使用したほうが塗装費用は高額です。2色を使用したほうがオシャレに感じることもありますが、費用面を重要視したい方は1色にしたほうがいいでしょう。

Q.無足場工法の安全性は?
A.「ロープアクセスだけでは安全できないのでは?」と不安になりがちですが、産業用ロープの登場によって安全性が高まりました。また、作業員が誤って工具を落とさないように工具をロープでつなぐなど、優良業者は安全対策を入念に行っています。

Q.塗装業者選びのポイントは?
A.塗装業者選びで押さえておきたいポイントは、以下のとおりです。

  • 無足場工法の実績があるか
  • マンションやビルなど大規模工事に対応しているか
  • 口コミや評判がいいか
  • スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
  • 無料相談や無料見積もりを受け付けているか
  • 見積書の内容が具体的に記載されているか

まとめ

いかがでしたか? マンションの塗装工事費用をできるだけ抑えるには、定期的なメンテナンスや塗装が大切です。定期的にメンテナンスをすることで、劣化や不具合などの異変にすぐ気づき対処できます。そのほか、足場をかけない無足場工法を採用するのも費用節約のコツです。無足場工法は隣の建物との距離が近いマンションでも塗装工事が実施できます。なお、オフィスチャンプでは無足場工法をメインにマンションやビルの塗装工事が可能です。マンション塗装工事の費用でお悩みの方は、ぜひ一度お問い合わせください。


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